放送番組審議会は、放送のもつ公共的使命、放送番組の適正を審査し、番組向上を図ろうという機関です。
yabの放送番組審議会は、県内在住の9名の皆さんで構成され8月と12月をのぞき、毎月1回の定例会として行われています。

委員長
福田百合子 (中原中也記念館名誉館長、山口県立大学名誉教授)
副委員長
佐藤國憲 (防府商工会議所顧問)
委員
藤田敏彦(富士商株式会社 会長)
矢野道代(矢野健康体操研究会会長)
吉本秀子(山口県立大学国際文化学部 准教授)
稲井良介(朝日新聞山口総局長)
西生公一(山口県総合企画部次長)
酒田義矢(ユーピーアール株式会社 社長)
黒神直大(遠石八幡宮宮司、周南市体育協会会長)

第224回 放送番組審議会

開催年月日 2016年01月26日(火)
開催場所 山口朝日放送本社 役員会議室
出席委員名 福田百合子委員長、佐藤國憲副委員長、藤田敏彦委員、矢野道代委員、
吉本秀子委員、稲井良介委員、西生公一委員、酒田義矢委員、黒神直大委員
会社側出席者 代表取締役社長 渡辺興二郎、常務取締役 岡田伸之、
取締役営業・東京支社担当 藤井政之、取締役報道制作局長 芳沢重雄、
取締役総務局長・技術局長 小川容、常勤監査役 藤井英昭、
編成局長 赤穴泰博、編成局次長兼編成業務部長 藤本郷史、
番組審議会事務局長 数井英司
概要
  1. ① y a b 番組基準一部改正に伴う諮問ならびに答申
  2. ②「y a b オープンスタジオ完成記念特別番組 語り合おう!日本のリーダー論」についての審議

 

① y a b 番組基準一部改正に伴う諮問ならびに答申について

  • 週間のコマーシャル総量が18%以内で変わらないということ、また各局の創意工夫の余地を広げるための調整であるということなので妥当だと判断する。
  • コマーシャルばかりの放送になれば視聴者は離れ、反対にあまりにもコマーシャルが少なければ放送局として成り立たない、そのせめぎ合いなのだろうから、自ずとどこかでコマーシャルの量は決まってくるものだと思う。ここまで放送基準を定めて各社がそれに合わせる必要があるのかどうかは疑問。
  • 放送基準の「限度を超えない」という文言を、あえて「標準とする」と改正するのは、あまりよくないような気がする。「標準」というのは曖昧な言葉なので、あくまで放送基準の運用を信頼して、番組をしっかり作ってもらうことが前提になると思う。

といった意見が出されたあと、番組基準改正の諮問事項については、「妥当」との答申がなされた。

②「y a b オープンスタジオ完成記念特別番組 語り合おう!日本のリーダー論」について

  • 安倍首相は、岸首相の安保と池田首相の所得倍増の、両方をやりたいのではないかというような瞠目すべき、あるいは啓発される発言がたくさんあってためになった。
  • 2人のキャスターが、もう少し田原総一朗さんとの世代の違いを埋める役割を果たしたらよかったのではないか。
  • 2人のキャスターは田原さんの突っ込みにそれなりに対応していたのではないか。あたふたするところもあったが、それもライブ感が出ていて、たいへん面白かった。
  • せっかくの新しいオープンスタジオなのに、出演者が演台のようなセットに座っていて、非常に堅い感じがした。また、距離を置いて座っているので、聞き手の反応が画面からまったく伝わってこなくて、「語り合おう」という雰囲気になっていなかった。
  • 浅川芳裕さんは明治維新に詳しく、民間ボランティアのリーダーとしても活躍しているが、田原さんの話の進行の方向がはっきりせず、結局、浅川さんの話がどっちつかずの中途半端なものに終わってしまったように感じる。
  • 田原さんと他の出演者との視点や見識が違いすぎて、はたしてテーマである山口県の将来について徹底的に語り合うという番組構成になっていたのかどうか疑問。
  • 外が見える位置に小さな丸テーブルでも置いて、出演者が膝詰めでざっくばらんに語り合うような形にできなかったのだろうかと思った。
  • 今の時代に求められるリーダー像を巡って話が展開するのかと思っていたが、実際には山口県出身の人たちの紹介に終わった感がある。
  • オープンスタジオという雰囲気がまったく出ていなかった。箱の中に詰め込まれ上半身しか見えないような映像で、「語り合おう」というような空気とは、ほど遠い感じがした。
  • 2人のキャスターは、田原さんに番組をジャックされた感じで、切り込むタイミングがつかめなかったように思う。いい勉強になったと思って、次に備えてもらいたいと思う。
  • オープンスタジオ落成という、局と県民とをつなぐまたとない機会だったのだから、もう少し時間を割いて、スタジオの公開・説明があってもよかったのではないか。
  • 浅川さんは、今回のようなテーマではなく、専門の農業ジャーナリストとして、TPPやこれからの山口の農業のあり方など、得意分野で起用されると面白いのではないか。
  • yabは地域密着型ということを謳っているにもかかわらず、東京からゲストを呼んで、山口のことを知らない人が山口について話をするという企画には、基本的に矛盾があり、無理があると思う。
  • 過去のファンの集いや、昨年のyabフェスタでも視聴者を巻き込んだ試みがあったので、今回もお客さんを取り入れた討論会であれば、もっと面白くなったのではないか。

 

次回開催日は2016年2月23日です。