放送番組審議会は、放送のもつ公共的使命、放送番組の適正を審査し、番組向上を図ろうという機関です。
yabの放送番組審議会は、県内在住の9名の皆さんで構成され8月と12月をのぞき、毎月1回の定例会として行われています。

委員長
福田百合子 (中原中也記念館名誉館長、山口県立大学名誉教授)
副委員長
佐藤國憲 (防府商工会議所顧問)
委員
藤田敏彦(富士商株式会社 会長)
矢野道代(矢野健康体操研究会会長)
吉本秀子(山口県立大学国際文化学部 准教授)
稲井良介(朝日新聞山口総局長)
西生公一(山口県総合企画部次長)
酒田義矢(ユーピーアール株式会社 社長)
黒神直大(遠石八幡宮宮司、周南市体育協会会長)

第226回 放送番組審議会

開催年月日 2016年03月29日(火)
開催場所 山口朝日放送本社 役員会議室
出席委員名 福田百合子委員長、佐藤國憲副委員長、藤田敏彦委員、矢野道代委員、
稲井良介委員、酒田義矢委員、黒神直大委員
会社側出席者 代表取締役社長 渡辺興二郎、常務取締役 岡田伸之、
取締役営業・東京支社・技術担当 藤井政之、取締役報道制作局長 芳沢重雄、
取締役総務局長 小川容、編成局長 赤穴泰博、
編成局次長兼編成業務部長 藤本郷史、報道制作部副部長 大田幸人、
東京支社報道制作部主任 堀田和裕、番組審議会事務局長 数井英司
概要

課題番組の、①「みんなのレノファ J2でもやってやろうぜ」と、②「賢者の道しるべ」について審議が行われました。

①「みんなのレノファ J2でもやってやろうぜ」

  • 開幕前日という、ちょうどいいタイミングでこのような番組が放送され、たいへん良かった。制作者のレノファへの愛が、画面を通じてひしひしと伝わってきた番組だった。
  • 押さえるべきデータをきちんと押さえ、内容も硬めのものから軟らかめのものまで幅広く、盛りだくさんの内容がきちんと整理されていて、目配りが利いた番組だったと思う。
  • J2昇格という記念すべき初戦を翌日に控えての特番で、非常にタイミングが良かった。当日、過去最多の1万人以上の観客を迎えたのは、その効果もあったのではないか。
  • レノファに詳しくない人にも分かりやすい構成だった。開幕直前に、もっとファンを増やそうという意図が窺えるような内容だったと思う。
  • 翌日が開幕なので、将来的なスタジアムの話とかレノファの収益状況の話よりも、もっと試合に比重を置いた内容にしたほうがよかったのではないか。
  • ガンバ大阪の新しいホームスタジアムが紹介されたとき、ショッピングモールを含めたスタジアム周辺の様子を、実際の映像で見てみたかった。
  • ファンとしては、レノファがJ2でも通用するのかどうか不安を抱きながら開幕戦を迎えようとしているとき、前日の番組としては、少し緊張感に欠けるように感じた。
  • 維新公園のスタジアムへのアクセスとして、鉄道の紹介があったが、バスも便利なので、バスも含めて紹介したらよかったのではないかと思った。
  • サッカーをよく知らない視聴者のために、J1、J2、J3の違い、どんなチームがあるのか、どのように昇格していくのか、といった説明があったらよかったのではないか。
  • 新人選手の紹介があったが、詳しくない人にとっては、むしろ主力選手の紹介や、レノファの戦い方の特徴といった内容のほうがよかったのではないかと思った。

②「賢者の道しるべ」

  • あまり変な力が入っていなくて、たいへん見やすい内容だったと思う。弘兼憲史さんの話の進め方も良かったように思う。
  • 同郷、同窓、そして同じ年頃という2人の間柄が、対談を肩の凝らない、和やかなムードにしてくれたのではないか。無難な対談だったと思う。
  • 画面を半々に割って、2人の顔が同時にアップになるような編集をしていたが、表情がよく伝わってきて、たいへん良かった。
  • 内容が総花的だったので、「賢者の道しるべ」というタイトルとは違った印象になっていたのではないか。どこかにポイントを絞ってやったほうが、もっと良かったと思った。
  • 漫画家の弘兼憲史さんとファーストリテイリングの柳井正さんの初対談としては、強く印象に残るメッセージが少なかった。発言内容も想定の範囲内で驚きに欠けた。
  • ナレーションが冒頭から視聴者を盛り上げようと、力こぶが入った感じで前面に出ていたが逆効果ではなかったか。もっと落ち着いた感じのほうが好感を持たれるのではないか。
  • 山口県へのメッセージ、今後の日本人のあり方への提言については、具体的にもう一歩突っ込んだことを聞きたかった。
  • これだけ今の時代の人たちの心を引き付けている事業をしている柳井さんなので、もっと深い話が聞きたかった。弘兼さんもこの人らしい自由な感じが出ていないように感じた。
  • 「賢者の道しるべ」というタイトルから、これまで2人が困難を乗り越えてきたときの道しるべ、日本が将来どのように歩んでいくかという道しるべ、これらを示すことが目的だったと思うので、もう少し掘り下げた、強いメッセージを打ち出すことができたら、もっと良かったのではないか。

次回開催日は2016年4月26日です。