放送番組審議会は、放送のもつ公共的使命、放送番組の適正を審査し、番組向上を図ろうという機関です。
yabの放送番組審議会は、県内在住の9名の皆さんで構成され8月と12月をのぞき、毎月1回の定例会として行われています。

委員長
福田百合子 (中原中也記念館名誉館長、山口県立大学名誉教授)
副委員長
佐藤國憲 (防府商工会議所顧問)
委員
藤田敏彦(富士商株式会社 会長)
矢野道代(矢野健康体操研究会会長)
吉本秀子(山口県立大学国際文化学部 准教授)
稲井良介(朝日新聞山口総局長)
酒田義矢(ユーピーアール株式会社 社長)
黒神直大(遠石八幡宮宮司、周南市体育協会会長)
北村敏克(山口県総合企画部次長)

第230回 放送番組審議会

開催年月日 2016年07月26日(火)
開催場所 山口朝日放送本社 役員会議室
出席委員名 福田百合子委員長、佐藤國憲副委員長、矢野道代委員、北村敏克委員
会社側出席者 代表取締役社長 渡辺興二郎、取締役編成・業務、技術担当 芳沢重雄、
取締役報道制作局長 小川容、取締役営業局長 尾﨑薫、
報道制作局次長兼報道部長 徳本裕司、報道制作局報道部担当部長 高橋賢、
編成局編成業務部副部長 有田賢正、総務局長兼番組審議会事務局長 赤穴泰博
概要

課題番組の「選挙ステーション2016」と「石川佳純~リオにかける~」について審議が行われました。

「選挙ステーション2016」

  • キャスターの富川悠太さんは、他局に負けないように、長時間の番組を、選挙報道とつなげて、どういうふうに盛り上げていこうかと、しっかり取り組んでいた。
  • スタジオの会場が、歌謡ショーとスポーツの祭典を合体させたように、華やかさと熱気が見事に演出されていた。これまで選挙や選挙速報に関心を示さなかった有権者、あるいは初めて投票を意識した18歳、19歳の若者にとっても、今回の演出は非常に効果があったのではないかと評価したい。
  • 出口調査による各党の当選者数予測とその最終結果がほとんど変わらず、テレビ朝日の出口調査の精度の高さに感心した。
  • yabの選挙スタジオについては、山口活性化学園の若い女の子をゲストに迎えた試みは良かったが、総合的な知識という面で少々無理だったように感じた。用意された持ち時間を、持て余し気味に感じられたのは、次回からの宿題だろうと思う。
  • 注目されていた選挙区は東日本だったので、新潟や青森、北海道の結果がどう出るのか、そこをしっかり掘り下げて報道していくのが、いちばんの正攻法だったのではないかと思う。
  • 出口調査と最終結果の誤差は確かに少なかったが、それでもやはり誤差はあった。青森と新潟は、出口調査では自民党の方が良かったが、結果的にはひっくり返っている。そういう部分の分析まであると、さらに良かったのではないかと思う。

 

「石川佳純~リオにかける~」

  • 応接室のようなところではなく、普段の練習が終わった後、練習場などでもっとラフな感じでインタビューしたほうが、もっと石川選手の本音が引き出せたのではないかと思う。
  • 映像の中に、石川選手の妹さんの姿が無かったのが気になった。前回のオリンピックの後や、次のその次のオリンピックに姉妹揃って出場するのではないかと期待していただけに、まだ卓球を続けているなら出してほしかった。
  • アスリートとしての面のほかに、23歳の石川さんの人間像というのをもう少し出してほしかった。自由な時間の過ごし方、大事にしているもの、趣味、友人や幼なじみ、先生・指導者が語る石川佳純像などがあったら、もっと親しみが増したのではないかと思う。
  • 石川さんの存在感が非常に際立っていて、彼女の魅力を十分に引き出せていたと思う。それは番組の作り方がオーソドックスで、素材を生かした、しっかりとした番組作りがなされていたからではないかと思う。
  • 以前の福島菊次郎さんの番組では、途中で入るCMに非常に違和感を覚えたが、今回の石川さんの場合は、CMがスポーツ関連で、見ていて全然違和感がなかった。むしろコマーシャルがあって、盛り上がってくるような内容で良かったと思う。

 

次回開催日は2016年9月27日(火)です。