放送番組審議会は、放送のもつ公共的使命、放送番組の適正を審査し、番組向上を図ろうという機関です。
yabの放送番組審議会は、県内在住の9名の皆さんで構成され8月と12月をのぞき、毎月1回の定例会として行われています。

委員長
福田百合子 (中原中也記念館名誉館長、山口県立大学名誉教授)
副委員長
佐藤國憲 (防府商工会議所顧問)
委員
藤田敏彦(富士商株式会社 会長)
矢野道代(矢野健康体操研究会会長)
吉本秀子(山口県立大学国際文化学部 准教授)
稲井良介(朝日新聞山口総局長)
酒田義矢(ユーピーアール株式会社 社長)
黒神直大(遠石八幡宮宮司、周南市体育協会会長)
北村敏克(山口県総合企画部次長)

第233回 放送番組審議会

開催年月日 2016年11月29日(火)
開催場所 山口朝日放送本社 役員会議室
出席委員名 福田百合子委員長、佐藤國憲副委員長、藤田敏彦委員、矢野道代委員、
酒田義矢委員
会社側出席者 代表取締役社長 渡辺興二郎、常務取締役経営企画・総務担当 岡田伸之、
取締役編成・業務、技術担当 技術局長 芳沢重雄、
取締役報道制作局長 小川容、取締役営業局長 尾﨑 薫、
編成局長 藤本郷史、編成局編成業務部長 渡辺正樹、
報道制作局報道部主任 角 友美、
総務局長兼番組審議会事務局長 赤穴泰博
概要

課題番組の「テレメンタリー2016 神の海に暮らす ~まだ見えぬ原発に揺れる島~」について審議が行われました。

  • いろいろな立場の人の視点から柔軟に取材した、たいへん良いドキュメンタリー番組だと思う。特に、移住してきた若い世代の、賛成・反対ではなくて、「歩み寄る」という言葉が印象的で、30年前の島民とはまったく違うと感じた。
  • 小さな島で起きているさまざまな課題をバランスよく引き出して、神舞を通して祝島の現実を視聴者に問いかけている、短いながらも非常に深みのある作品だったと思う。
  • これまで原発反対というと、過激な反対運動の映像が強く記憶に残っているが、この番組は、神舞を一つのテーマにしながら、いろんな反対の仕方がある、いろんな考え方がある、という捉え方がされていて、奥の深い番組だと感じた。
  • 児玉さんという移住者の視点から原発問題が捉えられていて、賛成・反対というのではなくてお互いが歩み寄ろう、そして神舞を通じて古い人たちとも交流を図り文化を残していこう、という視点が良かったと思う。
  • 最初に上関の立地のことが出たが、それによって、同じ上関でも、なぜ祝島の反対が強いのか、ということが一目で分かって、たいへん良かったと思う。
  • 深夜に番組を放送するのは疑問だ。たとえば「yabフェスタ」の4時間番組などに、テレメンタリー・コーナーを作って、上関原発問題の歴史はどういう流れで現在に至っているのかを、時系列的に分かるようにするとよいのではないかと思った。
  • 下平さやかさんがナレーションだったが、やはり地方局としては、自局のアナウンサーや地元のタレントなどを育てる意味でも、そういう人たちを起用すべきだったと思う。
  • 移住者の運動に対して、賛成派の人がどう思っているのか、余計なことをするなと思っているのか、それとも歩み寄ってくれていると思っているのか、そういうインタビューがあったら、対比がより鮮明になったのではないかと思う。

次回開催日は2017131日(火)です。