放送番組審議会は、放送のもつ公共的使命、放送番組の適正を審査し、番組向上を図ろうという機関です。
yabの放送番組審議会は、県内在住の9名の皆さんで構成され8月と12月をのぞき、毎月1回の定例会として行われています。

委員長
福田百合子 (中原中也記念館名誉館長、山口県立大学名誉教授)
副委員長
佐藤國憲 (防府商工会議所顧問)
委員
藤田敏彦(富士商株式会社 社長)
矢野道代(矢野健康体操研究会会長)
庫本 正(秋吉台科学博物館名誉館長)
吉本秀子(山口県立大学国際文化学部 准教授)
岩崎靖雄(岩崎クリニック院長・医療法人孝仁会理事長)
神谷裕司(朝日新聞山口総局長)
宮地 理(山口県総合政策部次長)

第186回 放送番組審議会 

開催年月日 2012年03月27日(火)
開催場所 山口朝日放送本社 役員会議室
出席委員名 福田百合子委員長、佐藤國憲副委員長、矢野道代委員、庫本正委員、吉本秀子委員、岩崎靖雄委員、神谷裕司委員
会社側出席者 代表取締役社長 渡辺興二郎、常務取締役編成局長 岡田伸之、
常務取締役報道制作局長 永田時彦、取締役営業局長 福永隆一、
取締役総務局長 鴫原正法、報道制作局次長兼報道制作部長 数井英司
編成業務部長 藤本郷史、顧問 藤井政之
番審事務局長 平井隆光
概要

課題番組である「3月11日震災関連特別番組」について審議が行われ、おおむね次のような意見が出されました。

  • 震災から1年という節目に大きく報道したことは、非常に有意義だと思う。テレビ朝日系列の力の入れかたは、他の民放と比べて明白に違っていたと感じる。
  • 孫正義さんが出た番組は、一つの問題点を投げかけており、あらためて原発問題やエネルギー問題全体を考えるのに、たいへん有効であったという気がする。
  • 朝から夜までの長い編成を、1年をかけてよく制作されたと、その意気込みに感心した。特に、長野智子さんが最初に原発をメインテーマとして据えたところは、軸のぶれないテレビ朝日という印象を強くした。
  • 報道だけは絶対に他局に負けられない、というテレビ朝日の執念のようなものを感じて、驚愕と感動を覚えた。
  • 米軍の「ともだち作戦」は当時あまり詳しく報道されず、実際にどういうことをやったのかは謎だったので、その映像を入手してゴールデンタイムで見せてくれたことは評価したいと思う。
  • 古館伊知郎さんが「報道ステーションSP」の最後で、あたかもどこかから圧力があったかのような言い回しをしていたが、そういう思わせぶりな言い方は、視聴者に対してたいへん不親切であり極めて気になった。
  • 世界各国から震災に対するお見舞いや支援の申し出がたくさんあったが、それを映像の中で何も触れていなかったことを大変残念に感じる。
  • 米軍から入手した「ともだち作戦」の映像を、そのままではなかったにしろ使うというのは、報道機関として問題をはらんでいると思われる。どういうスタンスで番組を作ったのか、というコメントがほしかった。
  • テレビはヴィジュアル面では新聞に勝るが、裏側や背景など新聞には出ている情報が、テレビの報道には出てこないことを寂しく感じる。
  • テレビ朝日には、報道の裏側にある本当の真実とは何か、ということを常に追求していってもらいたい。

次回開催日は2012年4月24日です。