放送番組審議会は、放送のもつ公共的使命、放送番組の適正を審査し、番組向上を図ろうという機関です。
yabの放送番組審議会は、県内在住の9名の皆さんで構成され8月と12月をのぞき、毎月1回の定例会として行われています。

委員長
福田百合子 (中原中也記念館名誉館長、山口県立大学名誉教授)
副委員長
佐藤國憲 (防府商工会議所顧問)
委員
藤田敏彦(富士商株式会社 会長)
矢野道代(矢野健康体操研究会会長)
庫本 正(秋吉台科学博物館名誉館長)
吉本秀子(山口県立大学国際文化学部 准教授)
岩崎靖雄(岩崎クリニック院長・医療法人孝仁会理事長)
神谷裕司(朝日新聞山口総局長)
宮地 理(山口県総合政策部次長)

第189回 放送番組審議会

開催年月日 2012年06月26日(火)
開催場所 山口朝日放送本社 役員会議室
出席委員名 福田百合子委員長、佐藤國憲副委員長、藤田敏彦委員、矢野道代委員、吉本秀子委員、岩崎靖雄委員、神谷裕司委員
会社側出席者 代表取締役社長 渡辺興二郎、常務取締役編成局長 岡田伸之、
常務取締役報道制作局長 永田時彦、取締役営業局担当 福永隆一、
取締役総務局長 鴫原正法、営業局長 藤井政之、
報道制作局次長兼報道制作部長 数井英司、編成業務部主任 有田賢正
番審事務局長 平井隆光
概要

課題番組である「ドキュメントy 国策に賭けた町~原発誘致30年目の岐路~」について審議が行われ、おおむね次のような意見が出されました。

  • どちらの側にも立たない客観的な作り方であり、これから議論するための様々な情報を与えてくれるという点で、非常に良い番組だと感じた。
  • 原発再稼働の是非について全国的に関心が高まる中、上関町の今の姿を取り上げたこの番組は、タイミングとしては誠に適切であったと思われる。
  • 大和良子さんのナレーションは、落ち着いた感じで大変良い印象を受けた。
  • 上関原問題で、何かを発言することの難しさを考えると、あえて焦点を定めずに、視聴者に現状を投げかけた番組制作者の想いと苦悩がよくわかる気がした。
  • 対立が続く上関町の住民の暮らしが、どのようになっていくのか、今後も丹念に取材を続けていってもらいたい。
  • いろんな映像が使われていたが、総花的になりすぎて、作品として何が言いたいのか明確に見えてこなかった印象がする。
  • ドキュメンタリーであるなら、サイレントマジョリティーの存在を丹念に掘り起こして、もう少し映像に盛り込むべきではなかったかと感じた。
  • 番組の前半は、30年前からの様々な議論や激しい反対運動などがよく出ていたが、後半は町長選挙絡みのものが多く、取材の量が少し足りないのではないかと思われる。
  • 地元に落とされたお金の行方などが、もう少しわかるといいのでないか。今後、取材に取り組むべき大きな問題であると感じた。
  • 上関原発問題の歴史の中で、1987年の町長選挙で大規模な架空転入事件があったが、番組ではこれに触れられていなかった。取り上げるべき大事なポイントだったのではないか。

次回開催日は2012年7月31日です。