放送番組審議会は、放送のもつ公共的使命、放送番組の適正を審査し、番組向上を図ろうという機関です。
yabの放送番組審議会は、県内在住の9名の皆さんで構成され8月と12月をのぞき、毎月1回の定例会として行われています。

委員長
福田百合子 (中原中也記念館名誉館長、山口県立大学名誉教授)
副委員長
佐藤國憲 (防府商工会議所顧問)
委員
藤田敏彦(富士商株式会社 会長)
矢野道代(矢野健康体操研究会会長)
庫本 正(秋吉台科学博物館名誉館長)
吉本秀子(山口県立大学国際文化学部 准教授)
岩崎靖雄(岩崎クリニック院長・医療法人孝仁会理事長)
神谷裕司(朝日新聞山口総局長)
宮地 理(山口県総合政策部次長)

第191回 放送番組審議会

開催年月日 2012年09月25日(火)
開催場所 山口朝日放送本社 役員会議室
出席委員名 福田百合子委員長、佐藤國憲副委員長、藤田敏彦委員、矢野道代委員、 庫本正委員、神谷裕司委員
会社側出席者 代表取締役社長 渡辺興二郎、常務取締役編成局長 岡田伸之、 常務取締役報道制作局長 永田時彦、取締役総務局長 鴫原正法、 営業局長 藤井政之、編成業務部長 藤本郷史、報道制作部副部長 柘植忠司、 報道制作部主任 柏田裕之、番審事務局長 平井隆光
概要

課題である「震災・原発報道について」の審議が行われ、おおむね次のような意見が出されました。

  • 報道内容は一年前よりもはるかに幅広く質的にも高くなった。震災が風化するどころではなく、ようやく他人事ではない問題として、山口と東北との距離・時間が縮まったような気がしている。
  • 折に触れて様々な被災地支援プロジェクトの紹介がされており、このことが地方からの支援に繋がっている。丁寧な報道がされていると感じる。
  • 特に「ふんばろう東日本支援プロジェクト」は、離れた地域の人たちでもいろんな形で被災地の支援が出来る興味深い活動である。活動に参加する人たちを増やすためにも継続した取材・報道を望みたい。
  • 報道ステーションで石巻市の「まちなか移転」の構想を取り上げていた。これは被災地の復興だけでなく、地方都市の活性化にも繋がるものであり、全国的に活用が可能なテーマを取り上げたことは大変良かったと感じる。
  • 「震災・原発報道について」というテーマは、あまりに膨大すぎて難しく、論評が困難である。一般論で言えば3.11以降の報道では、①原発問題 を含めたエネルギー政策、②復興や支援活動、③地震津波の研究も含めた防災・減災、この三つの大きな枠で報道をしていくべきと考える。
  • 日本が原発問題を含めてどのようなエネルギー政策をとっていくべきかとの論議が継続中である。この最大の関心事について、視聴者が自主的に解釈出来る情報を提供していくことが放送局の使命ではないかと感じる。
  • 取材では一人ひとりの記者たちのフットワークと目線が大事であると感じる。一層掘り下げた報道を望みたい。
  • 被災地から離れた山口の放送局が、震災・原発・防災にどう関わるかとの視点での番組を引き続き期待したい。

次回開催日は2012年10月30日です。