雪舟の”幻の作品”を発見 山口で展示へ

幻の水墨画のお披露目です。

日本を代表する水墨画家・雪舟の作品が新たに発見され
東京で記者発表会がありました。

新たに見つかった雪舟の作品・「倣夏珪山水図」です。

中国・宋の時代の画家・夏珪の作風を
雪舟が取り入れておよそ550年前に描いた山水図です。

人物の描き方に雪舟ならではの筆運びがみられるほか
自身の名前を記した「落款」の特徴からも真筆であることは間違いないということです。

明治学院大学・山下 裕二 教授
「作品そのもののクオリティはもちろんだが
ほかにも真筆を保証する傍証となる模写が残っていて
そうしたいろんな理由もあって今回出てきた意義は非常に大きい」

雪舟はこうした中国絵画に倣った絵を少なくとも12点残していると言われていて
これまでに確認されている6点はいずれも重要文化財に指定されています。

今回見つかった雪舟の作品は来月31日から
県立美術館で開かれる展示会で一般公開されるということです。

山口県萩市でリオ五輪金メダリストが柔道教室

=田中亨記者リポート=
「柔道教室が始まりました。先生はリオオリンピック金メダリストとの大野将平選手です。
大野選手に直接質問できるとあって、みんな真剣にアドバイスを聞いています」

大野将平選手は山口市出身の25歳。
2016年に行なわれたリオオリンピックでは73キロ級で金メダルを獲得しました。
教室では園児から高校生まで200人余りに得意技「大外刈り」のコツを伝授しました。

大野選手はデモンストレーションで
「シンプルに入って刈るのもよし、これじゃ投げられなかったら(右足を)置いて
もう一歩前に出して投げる。こういった2つの大外刈りを僕はやっています」と
みずからの戦術を伝授しました。
参加者の一人は
「けんか四つの場合は近い足から攻めていくと技がかかりやすいよと教えていただきました」
「きょう習った大外刈りで勝っていきたい」
と話していました。

また大野選手はイベント後のインタビューで
「俺たちもがんばったら私たちもがんばったらオリンピアンになれるんだ、
チャンピオンになれるんだと身近に感じてほしいという気持ちがある」と語り、
リオで銀メダルを獲った下関市出身の原沢久喜選手と
柔道教室を計画していて、県内を盛り上げていきたいと話していました。

山口・光海軍工廠空襲 野田学園にも慰霊碑建立

終戦直前にあった光海軍工廠への空襲で、山口市の野田学園高校の生徒も犠牲になっていたことが確認され、悲劇を伝える慰霊碑が建立されました。
慰霊碑は、野田学園の同窓会が設置し、遺族のほか、生徒会の代表も参列して除幕式が行われました。

1945年8月14日に起きた光海軍工廠への空襲では学徒動員133人を含む738人が亡くなりました。
犠牲者のなかに、野田学園から動員されていた生徒3人が含まれていることが郷土史家の指摘をきっかけに確認されたということです。
★犠牲者遺族のインタビュー★
「ありがたいことです。(亡くなった姉も)さぞ喜ぶでしょう」
「戦争がないようにね皆さんが仲良くできれば一番いいことだと思います」
野田学園高校では生徒たちに平和の大切さを伝えていきたいとしています。

山口・「腕前探訪」始まる

山口県内の匠の技が一堂に会す展示販売会「腕前探訪」が防府市で始まりました。
ことしで10回目を迎える人気のイベント。
今回のテーマは「祝」です。
初日から大勢の来場者が詰めかけました。
木工やイラストなどの工芸品のほか、加工品や食品を手掛ける県内の29店舗が集まりました。
★来場者の感想★
「センスが新しくってすごく素敵です」
「地元の若い人たちがなんか一生懸命作っていると聞いたので初めてきてみました」
会場には、職人たちも来ていて、作品について話を聞けるほか、ワークショップも企画されています。
「腕前探訪」は18日まで、防府市のアスピラートで開かれています。

山口・鳥インフル防疫演習

鳥インフルエンザが発生した場合
感染の拡大を防ぐために迅速な処分が必要です。

本番さながらの状況で処分の手順などを 確認する訓練が
山口市でありました。

山口県内では2014年に長門市の養鶏場で鳥インフルエンザが発生し
およそ3万7000羽が殺処分されています。
   
県は家畜の感染症の流行を防ぐため毎年訓練を行っていて
去年は豚の口蹄疫、今年は鳥インフルエンザを想定しています。

きょうは県や市の職員およそ50人が参加し
ニワトリの模型を使った殺処分の訓練を行ないました。

模型を容器に入れ密閉し炭酸ガスを使い窒息死させます。

記者リポート
「生きたニワトリをカゴから出す訓練です。
動き回るので中々苦戦しているようです。」

感染の拡大を防ぐためケージにいるニワトリを捕獲する訓練では
実際に生きたニワトリを使いました。

参加者
「結構大変でした。生きているので中々思った通りにいかないですね。」

鳥インフルエンザが発生した場合、
ニワトリの捕獲から殺処分を24時間以内に行うよう方針が示されています。

県は「迅速かつ的確な防疫措置ができるようにしていきたい」
としています。