山口・殺処分直前の雑種犬 警察犬を目指す

殺処分寸前だった雑種犬も審査に参加しました。
行方不明者の捜索など警察の捜査に協力する嘱託警察犬の審査会が山口市で開かれました。

嘱託警察犬は一般の人が飼育や訓練をする犬で、警察からの要請を受け行方不明者の捜索や容疑者の追跡をします。
来年1年間の嘱託警察犬を選ぶ審査会には県内から32匹が出場しました。

不安そうにケージの隅にいるのは雑種犬・タックです。
きょうは遺留品をもとに容疑者の逃走経路を探る「足跡追及」に出場。
合格すれば県内初の雑種の嘱託警察犬になります。

タックは去年保健所で殺処分寸前だったところを今の飼い主に引き取られました。
嘱託警察犬としての訓練を始めたところするどい嗅覚を持っていることがわかりました。

審査を終えてタックの訓練士・末岡賢志さんは
「ちょっと気弱な所があるので本番の雰囲気にのまれてちょっと集中が途切れることもあった。
まあ最後(ゴール)までいけたっていうことはどちらにせよ(合格・不合格)僕としては半年良く頑張ったなと」
と話しました。

飼い主の山本直子さんは
「あとは祈ってます。一応やってくれたので嬉しいです。」
と話しました。

きょうの審査会の結果はおよそ2週間後に通知されます。
合格すれば来年1年間嘱託警察犬として警察の捜査に協力します。