山口・美祢市の別府弁天池を水源にチョウザメ養殖が始まる

「地元ブランド」を目指します。美祢市でチョウザメの養殖事業を始めたある企業。その思惑を取材しました。
☆養殖場に魚を入れる様子:「よろしくおねがいします」→「バッシャン」
美祢市の別府弁天池を水源とした養殖場に放たれたチョウザメ。山陽小野田市に本社を置く太陽光発電機器メーカー長州産業は2年前からチョウザメの養殖に取り組んでいて、きょう(10日)県内3カ所目となる養殖場が開設されました。
別府弁天池の水は環境省が定める「名水100選」に指定されていて、そのままでも飲めるほどの水質の良さで知られています。その水質に目を付けた長州産業と、養殖後の加工を地元でまかなうことで経済の活性化を狙いたい美祢市の利害が一致。市が持つニジマスの釣り堀の一部を長州産業に貸し出しました。
☆長州産業の岡本社長「将来的にはキャビアというものをつくって、それが地域のブランド、活性化、観光資源、美祢に来るとキャビアがあって、おいしいチョウザメ料理が食べられるというような地域の活性化につなげられるようなところをやってみたい」
チョウザメからは世界3大珍味の1つとされる「キャビア」を取ることができます。いずれは県内で作ったキャビアを地元の名前が入ったブランド名で売り出していきたいということです。また、身はタンパク質を多く含んでいて腎臓をもっていることから毒素を分解できるため、くさみがほとんどないという特長があります。生で食べても火を通してもおいしく食べられるということです。
☆猪又 研介記者リポート「いただきます。コリコリしていてどんどん口の中に持って行けます。カルパッチョの他にもから揚げにしてもおいしいと思います」
養殖事業は始まったばかり。長州産業のチョウザメは現在、下関や北九州のフランス料理店向けに販路拡大が行われていて、一般家庭向けに売り出せるのは数年先ということです。