八谷 英樹の日記
雪は好きですか?
いやぁ、積もりましたね。
こんなに雪を見たのは久しぶりでした。
九州の平地で育った私は、雪にあまり馴染みがないというか、
雪はパラつく程度で、積もった記憶はほとんどないんです。
山口では、年に数回積もるそうですね。
♪雪やこんこ あられやこんこ
降っては降っては ずんずん積もる
なんて、子どもの頃は楽しげによく歌ったものです。
私は「こんこん」と歌っていましたが、
実際は「こんこ」みたいですね。
「来む来む」=「こいこい(降れ降れ)」と思い込んでいましたが、
「来む此(こ)」=「ここに降れ」という説もあるようです。
いずれにしても、雪が降ることを願う詩です。
少し話が逸れますが…。
カ変動詞「来」+助動詞「む」。
高校時代に習ったのを思い出しました。
助動詞「む」は、推量・意志・適当・勧誘・婉曲・仮定ですね。
ちなみに、助動詞「べし」は「スイカ止めて」で覚えました。
(す)推量(い)意志(か)可能(と)当然(め)命令(て)適当、と。
暴走するスイカを追いかけ「ちょっと!誰かそこのスイカ止めて~!!」
という状況を思い浮かべましょう (笑)
このコラムを読んでくださっている受験生の皆さん、もう覚えましたね。
「受験生にも優しい八谷」を自負しています。
…こんなコラムを読む暇があったら勉強してください(笑)。
話を戻します。
子どもの頃は、雪が降りうっすらと地面を埋め尽くすと、はしゃいだものです。
校庭に出て、泥混じりの雪で雪合戦したり、雪だるまを作ったり・・・。
当時は寒くなかったのかなぁ?と思いを馳せます。
今じゃ、猫のごとく暖かいところで丸くなっていますからね。
♪雪はノンノン あられもノンノン
降ったら寒いよ 車も危険
最近は、こんな替え歌を歌います。
もちろん心の中で、ですよ(笑)。
いつからこうなってしまったのか?
雪を「楽しい」と思うか「迷惑」と思うかが、
子どもと大人の境界なのかもしれません。
そうだとすると、わたくし着実に大人の階段を上っております(笑)。