田中 亨の日記
台風迫る雨の中で・・・
先週、夏休みを頂いて、島根に帰ってきました。
島根県の東部・松江市から西部・浜田市に向かっている途中の出来事でした。
出雲市あたりを走っていると、道の駅近くの交差点で「山口方面」という紙を掲げて立っている男性の姿が。
そう、ヒッチハイカーです。
この日は台風16号が山口県に最接近する前日で、島根も雨が降っていました。
しかも、夕暮れ迫る午後5時ごろ。
「この雨の中、寒そうだな~もしかしたら山口の人かもしれないし、乗せてあげようかな~でも、怖い人だったらどうしよう・・・」
こんなことを1人で考えながら、ひとまず道の駅へ。
そして、道の駅を出ようとしたとき、まだ立っているのを見て決心しました。
ヒッチハイカーを車に乗せるのは初めての私。
勇気を出して声をかけます。
田中「あの~浜田市まででよかったら乗られますか?」(待てよ・・・断られることもあるんじゃないか!?と、この瞬間、頭をよぎる)
ヒッチハイカーのSさん「ありがとうございます!!!!!」
快く乗っていただけました!(良い人そうでよかった~!告白が成功したときのような気分!)
ちなみに山口の人ではなく、東京からヒッチハイクで宮崎を目指しているという人でした。
この日の2日前に仕事を辞めて、新しい仕事を始めるまでの間、ヒッチハイクで各地を旅しているそうです。
ちなみに、写真の左上にちらっと見えるのは、サーフボード。
サーフィンが大好きで、この日も雨の中、出雲市で波乗りしていたとのこと。
サーフィンを始めたきっかけ、仕事に対する考え方、東京の隠れ人気店、将来の目標etc・・・
ものすごくバイタリティにあふれた人で、自分にはない考え方を一気に注入された気分でした!
話は尽きず、浜田市までの2時間は、あっという間に過ぎてしまいました。
おかげで喉がガラガラに・・・(夏休み中でよかった!)
これまで、ヒッチハイクをしている人を見つけても一歩を踏み出せずに通り過ぎていましたが、
たまには一緒に旅をしてみるのも良いものだなと気づけた夏休みでした。
ちなみに・・・
この方、後日、無事に宮崎県に到着して6日間もサーフィンをエンジョイしていたそうです。さすがのバイタリティ!
この体を見れば納得です。