田中 亨の日記
微笑み > 化粧?
年が明けて時間が経ってしまいましたが、今年も宜しくお願い致します。
私は毎年のことながら、新年を迎えると、「よし!今年は去年よりもたくさんの本を読むぞ!」と意気込んで本を読んでいます。
とはいうものの・・・
忙しい~
テレビ見たい~
眠たい~などの言い訳をして、毎年6月ぐらいから読書のペースが落ちるのですが・・・
今年は1年通してペースを変えずに読書をするのが目標です。
というわけで、2017年 最初に買った本はこちら
『微笑みに勝る化粧なし』
去年、4月に勇退した前下松市長 井川成正さんの自伝です。
井川さんには、これまでに取材で何度もお世話になっています。
私は下松市の出来事を取材するようになって、1年半ほどが経ちます。
井川さんは何もわかっていない私に下松市のこれまでの歩みについても丁寧に教えてくださいました。
この本の中にも書かれている、井川さんの幼いころから今日に至るまでのお話は、取材の中でも伺ってはいましたが、活字で読むと改めてブレない信念をお持ちの方だなと感じます。
「苦しみに耐えうることは、死ぬよりも勇気がいる」(ナポレオン)
「踏まれても根強く忍べ道芝のやがて花咲く春も来るらむ」など詩や言葉を大切にしている井川さん。
自伝のタイトル「微笑みに勝る化粧なし」もその一つです。
人生の大先輩にお話を度にたくさんの人と会い本を読み、そこで出会った「言葉」が人生を豊かにするんだなと実感させられます。
だから思うのです。
「今年は、去年よりもたくさんの本を読むぞ!」と。
って、なんだか真面目なコラムになってしまいました・・・
息切れしないように、マイペースで本に向き合おっと。