八谷 英樹の日記
“周南”ってどう読みますか?
山口で暮らすようになってから、
最近までずっと違和感を覚えていた言葉があります。
それは「周南」のアクセント。
山口では、「シューナン」の「シュ」のあとに下がる読み方をする人が多い気がします。
(「頭高」という読み方です)
一方、私は「シューナン」と平坦に読む方がしっくりくるなぁ、と思っていました。
(「平板」という読み方です)
「周南市」は、2市2町が合併して2003年にできた都市の名称ですが、
おそらく「周防の南部」という意味で「周南」だと思います。
そうであれば、「道南(北海道の南部)」「鴻南(鴻ノ峰の南)」のように、
「平板」で読むのが自然ではないかと思ったわけです。
「どっちでもいいよ!」という方もいらっしゃるかもしれませんが、
私たちの仕事は、こういう細かいところにこだわります。
私たち・・・結構面倒くさいでしょう?(笑)
日本語のアクセントについて、同僚と何時間も議論を交わすこともあります。
我ながら、ちょっと変態だなぁと思います(笑)。
さて、「周南」のアクセントについて。
正解がわからず、2年近く悶々とした日々を過ごしていましたが、
「日本語発音アクセント新辞典」を見ると、載っていました!
やはり“主流”は「平板読み」のようです。
今後、yabのアナウンサーは、
「“周南”は平板読み」で統一することに決めました。
視聴者のみなさんにとっては、
しばらくは慣れないアクセントかもしれませんが・・・ご容赦ください。
アクセントに、悪戦苦闘です!!