沖田 総平の日記
心からありがとう。
どんなときも、別れはとてもつらいもので、
つながりが深く長いほど、寂しさは大きくなるもので、
お世話になったことが多いほど、感謝の気持ちは果てしないもので…
19年間乗ってきた車がついに限界を迎え、先日、その役目を終えることになりました。
彼が私のもとにやってきたのは1998年。そう、まだ20世紀でした。
ドライブが好きで遠出をすることが多かった私を、西へ東へ連れて行ってくれた愛車。
大切にしてきたので、まだまだお世話になりたかったのですが、
19年も乗っているとあちことガタがきて、運転席の窓が開いたまま閉まらなくなったり、
鍵のボタンを押しても一部のドアロックが閉まらなかったり、
雨が降るとエンジンがかかりにくかったり…と次々に不具合が。
車検の時期を迎えたこともあり、
もし車検に出したら「安い中古車なら買えるよね」というレベルの金額もかかるようなので、
残念ながら手放すことにしました。
走行距離は18万キロ以上。時は流れ、時代もミレニアムを通り越し、21世紀を迎えました。
19歳の車を人間の年齢に例えると何歳くらいかな?などと考えつつ、愛車との思い出に浸りながら、最後のお別れをしました。
今まで、私を無事故であちこちに連れて行ってくれて本当にありがとう。
いくら感謝しても感謝しきれないくらい、お世話になりました。
彼がこの世に生まれ、縁あって私のもとに来てくれ、一緒に長い時間を過ごしてくれたことを形に残したくてここに写真を載せました。
この場を借りて、もう一度言わせてください。愛車よ、本当にありがとう。
追伸:私の心の中のBGMは、爆風スランプの「The Blue Bus Blues」です。