八谷 英樹の日記
年の瀬の失敗談
早いもので、今年も年の瀬。
みなさん、年賀状の準備はお済みですか?
わたしは自宅のプリンタで印刷していますが、
毎年、ハガキのセッティングを間違えてしまい、
1枚目は必ず、「裏表」あるいは「上下」逆さまに印刷してしまいます(笑)。
さて、年賀状には自筆で一筆添えたいものです。
例年ボールペンで書くのですが、
今年は「大人の階段」を上ろうと思いまして・・・万年筆を購入しました!
サラサラと文字をしたためる、デキる男をイメージしながら
なかなか高価なものを購入したことは、妻には内緒です(笑)。
(といっても、万年筆の中ではそれほど高価ではないようです)
私も30代半ば。
そういった「たしなみ」があっても良いのではないかと思いましてね。
まぁ、大人の余裕とでも言いましょうか。
しかし、事件は起こりました。
さっそく一筆書いてみようと、はやる気持ちを抑えながら机の前に座りました。
「大人の階段、大人の階段♪」
つぶやきながら、インクカートリッジを入れました。
「パイルダーオ~ン!!」(心の声)
ところが、待てど暮らせどインクは出てきません。
「・・・あれ?」
何度か試してみますが、ウンともスンとも言わない。
わたくし、ちょっとだけイライラしてきましてね、
(もはや「大人の余裕」なんてどこにもありません)
改めてインクカートリッジを強めに押し込んだところ・・・。
「バキッ!!」という鈍音(!?)とともに
大量のインクが溢れ出してきました。
ポタポタッなんてかわいらしい擬音では表せません。
ドボドボドボッとインクが垂れてきまして、
瞬く間に机の上は青黒いインクの海に。
自然と口をついて出てきた言葉は
「オーマイガッ!」
「あれ? わたしアメリカ人だったかしら・・・?」
いや、そんなこと言っている場合じゃない!
慌ててインクを拭き取りました。
「短気は損気」とはよく言ったものですね。
万年筆の中を見てみると・・・プラスチックの部品が折れていました。
手前が折れた部品です
購入当日、修理行きに。
まだ一文字も書いていないんですけど・・・。
年内の修理は難しいとのこと。
万年筆デビューは年越しになりました。
大人の階段・・・完全に足を踏み外してしまった
そんな2017年の年末です。
みなさま、2017年もありがとうございました!!
よいお年をお迎えください
そして、来年また元気にお会いできると幸いです!!