楢﨑 瑞の日記
タイキャンプレポート①
いよいよJ2リーグ開幕直前!
霜田正浩監督を新たに迎え、3年目のJ2リーグに挑むレノファ山口FC。
監督が変わればチームの体制や運営が色々変わるものですが、
今回最も大きく変わったことは、「クラブ初の海外キャンプ」をタイで実施したことです。
何故タイなのか?
タイの国内リーグは開幕直前。
「温暖な気候で」「開幕に向けて調整が仕上がっている」タイ国内チームと実戦ができること、
「今までやったことがないことにチャレンジする」というのが理由ということですが、
「レノファのことならyab!」を自認している我々としては、
「クラブの新たな取り組みを取材しないワケにはいかない!」
…ということで、
行ってきました。タイに。
向かった先はタイ王国中部、チョンブリ県。
リゾート地として名高い場所です。
↑このへんです。ものすごくわかりやすい地図ですね。
山口を出発し、福岡空港からまずは香港へ。
正直、海外経験はハワイくらいしか行ったことがない私。
海外での飛行機の乗り継ぎも初めての経験です。
福岡発の飛行機が、なぜか4、50分遅れ、
そして香港でも当然のように30分以上遅れます。
ついでのように搭乗口も結構な遠くに変更されていて、私の不満はたまるばかりです。
むむ、海外旅行とは
【写真】乗り継ぎ待ち。どういうポーズをとるべきか迷った末にコレ。
「え?海外はこれくらいが普通だよ。日本の航空会社が凄いんだよね」
と、海外取材経験豊富なYカメラマン。
…定刻で離発着という幸せを感じました。
香港から乗り継いで、三時間ちょっと。ようやくバンコクに到着。
着いたのは深夜1時ごろだったのですが、入国審査では人がごったがえしていまして…
ごったごった。
この入国審査にたどりつくまでに1時間以上。
高速道路を使えば山口市内から下関市あたりまで行ける時間です。
「え?海外はこれくらいが普通だよ。まあちょっと人は多いけど」
と、海外取材経験豊富なYカメラマン。
深夜1時です、みなさん。
深夜1時に!タイの地に降り立っているのに!
公式記録では入国していない状態で1時間以上立って過ごすのが普通って何の罰ゲームなのかと。
「…楢崎君は海外旅行とか難しそうだね」と苦笑するYカメラマンに慰められながらなんとか入国。
手配しておいたタクシーに乗ってバンコクからおよそ1時間半。
午前3時ごろにようやくパタナゴルフクラブ&リゾートに到着。
今回の宿泊地でもあり、取材場所でもあります。
その名の通り、27のゴルフコースが併設されたこちらのホテル。
打ちっぱなしの練習場もあり、プロを目指すアジア圏の選手たちが合宿を張ったりしているんだとか。
コースを回る際は、プレーヤーひとりずつにキャディーさんがつき、しかもカートは一人一台。
ラウンドの際にはさながら大名行列のようでした。
広大な敷地には、サッカー場が3面あり、
選手たちはこのホテルに宿泊しつつ、敷地内のサッカー場で練習をします。
チョンブリ県そのものは海に面したリゾート地ですが、
27ものゴルフコースがあるこのホテルは、当然山の中にあります。
近くの街まではタクシーでおよそ30分。
最寄りのコンビニエンスストアは4キロ先。
つまり、同じ敷地内にある部屋と練習場の往復。
ちなみに選手たちは、「ヴィラ」と呼ばれる建物に、それぞれ4人ずつが寝泊まりします。
言葉の意味はほぼ同じなのですが、
もうキャンプというよりは合宿という方が、言葉の持つ印象的には近いです。
ここで、選手たちはどんな練習を行い、どんなチームになっていくのか?!
そしてどんなハプニングが起こるのか?!
そろそろ長くなりすぎて、
チェック担当の伊藤アナがすごく嫌な顔をしているのが目に浮かぶのでまた次の機会に!
※注意(全くしてませんよ 楽しく読ませていただいております 伊藤より)
次回「シャワーの水量が足りない!次もキャンプの本題からかけ離れた話題ばかりだよ!」
お楽しみに!
【おまけ】海外経験豊富な頼れるYカメラマン。カメラの先には渡辺広大選手がいます