田中 亨の日記
ふるさとの誇り人② 久坂玄瑞
明治150年の節目の年ということで、Jチャンやまぐちで今年1月から始まった月1回のコーナー「ふるさとの誇り人」
今月取り上げたのは久坂玄瑞(くさか げんずい)です。
久坂玄瑞は松下村塾が生んだ秀才の一人です。
師匠である吉田松陰をはじめ、松下村塾でともに学んだライバルの高杉晋作もその才能を認めています。
吉田松陰が亡くなった後、尊王攘夷を加速させるために、松陰の志を各地で語り、他の藩の志士たちをまとめ上げました。
ロケでは、久坂玄瑞生誕の地や松下村塾などを巡りました。
萩博物館特別学芸員の一坂太郎さんに、久坂玄瑞についてのお話を伺いました。
一坂さんによると、当時江戸では、吉田松陰が大人気だったそうです。
江戸にいた久坂は、たびたび吉田家から松陰の手紙を送ってもらったそうですが、あまりの人気で、届いたそばから松陰を尊敬する志士たちがその遺墨を奪い取っていったというエピソードもあるとのこと。
25歳という若さで命を落とした久坂玄瑞。
もっと長生きしていれば、さらに時代を動かす大きなことをなし得たのかもしれません。
2月28日(水)のJチャンやまぐち(午後6時15分~)で放送です!