田中 亨の日記
ふるさとの誇り人③ 月性
今週はセンバツ高校野球の取材に甲子園に行ってきました!
下関国際は、神宮大会準優勝の創成館(長崎)相手に惜しくも敗れましたが、
互角の戦いをしていたと感じています。
先制を許したもののチャンスを作り、
アルプススタンドには、「勝てるぞ!」という空気が広がっていました。
接戦だったからこそ悔しさはきっとあると思います。
試合後のインタビューで濵松主将は言いました。
「自分たちのやってきたことは間違いではなかった。」
去年の夏の甲子園で悔しさを味わい、
その後、信念を持ってきつい練習を乗り越えてきたからこそ、出た言葉だと思います。
試合を見ている人たちも、選手の成長を感じたのではないでしょうか?
ぜひ今回の悔しさを夏の大会にぶつけてほしいと思います。
下関国際の皆さん、本当にお疲れ様でした!
さて、甲子園モードにずっと浸っていたいところですが、
日々の放送も力を抜かずにお届けしたいと思います!
Jチャンやまぐちで毎月1回お送りしているコーナー「ふるさとの誇り人」
今年は明治維新150年ということで、維新の志士たちを紹介しています。
3回目の今回は「月性」(げっしょう)をご紹介します。
多くの方が月性って誰?と思われるかもしれませんが、すごい人なんです!
明治維新の立役者の1人として知られ、多くの英傑を育てた吉田松陰
その吉田松陰にも師匠がいたのです。
その1人が月性でした。
吉田松陰は、月性が唱えた倒幕論を理解し、倒幕思想を形成していったとされています。
月性は、現在の柳井市出身で青狂草堂(せいきょうそうどう)という私塾を開いていました。
「西の松下村塾、東の青狂草堂」と呼ばれるほどの知名度だったそうです。
さてここからは、撮影の裏側をちらっとご紹介。
撮影は柳井市の妙円寺とその敷地内にある月性展示館で行いました。
月性が長崎で見たというオランダ船の模型を撮影している様子。
照明の当て方ひとつで被写体の印象が変わるので、スタッフは微調整に余念がありません。
こちらはスタッフの後ろ姿。持っているのは黒い布です。
ガラスケースの中の展示物を撮影する際、どうしてもガラスにいろんなものが反射してしまいます。
黒い布を広げているのは、その反射を少しでも和らげるための工夫です。
ふるさとの誇り人は3月28日(水)のJチャンやまぐち(夕方6時15分~)で放送です!
ぜひ、ご覧ください!