八谷 英樹の日記
ミドルエイジに思ったこと
「コラム見たよー。おめでとう!」
いろんな方から、祝福の言葉をかけていただきました。
この場をお借りして・・・ありがとうございます! (*^_^*)
みなさん、まだまだお祝いは受け付けておりますよ☆笑
さて、6月22日~24日、維新みらいふスタジアム(山口市)で
陸上の日本選手権が開催されました。
国内の陸上競技大会で、もっとも権威のある大会です。
山口では初開催。私も取材に行ってきました!
「男子100m決勝」が行われた2日目には
2万人を超える観客が訪れました。報道陣もたくさん!
いいですねぇ、この熱気。壮観です。
さて、その会場でのこと。
取材に来ていた、あるアナウンサーと再会しました。
彼とは就職試験のとき以来11年ぶりに会いました。
就職活動をしていた当時の私の第一志望は、
彼が所属する会社でした。
「地元の放送局で、1番好きな局だから」という
とてもシンプルな理由でしたけど (^^ゞ
熱意だけは伝わったのか、
その会社の試験では、私も最終面接まで残してもらえました。
でも、結局内定をつかんだのは、私ではなく今回再会した彼。
つまり、私は就職試験で彼に負けたわけです。
今になって思うと、
単純に彼の方が魅力的な人間だっただけなんですけどね。
当時の私は、挫折というか敗北感でいっぱいでした。
実家に帰ってテレビをつけると彼が出ているんですよ。
しばらくの間、苦々しい思いで見ていました (^^ゞ
私、根に持つタイプなので!(笑)
そんな彼と、11年ぶりの再会。
限られた時間でしたが、お互いの近況を話すことができました。
彼には彼の10年間があったんだなぁと、なんだかしみじみ。
もちろん、僕には僕の10年間がありました。
「もしもあのとき・・・」なんて言い出したらキリがありませんが、
あのときの挫折がなければ、今の自分はないし、
かわいくてしょうがない我が子とも会えなかったかもしれない。
そう考えると、「今は今で幸せだなぁ」って感じました。
そして、何よりがんばっている“同期”の姿を見て
刺激をもらえた1日でした。
ミドルエイジに差し掛かりましたが、
アナウンサーとして挑戦したいことはまだまだたくさんあります。
今回再会できた彼にも、ほかの仲間たちにも負けないように・・・。
あらためて初心にかえってがんばろうと決意した
TSUYU(梅雨)の出来事でした。