浅野 航平の日記
周南日記㊱・断水続く
22日(月)、発生初日からずっと取材を続けています。周防大島町の断水です。
断水は1月にもありました、原因は送水管の破断。今回は船が橋に衝突。
「まさか年に2回も断水…」そんな声が島のあちらこちらから聞こえてきます。
水の問題に加えて、交通の問題も。
島に渡る唯一の橋、大島大橋は片側交互通行。
通る車の重さに制限もかかっています。
生活、物流、観光、全てが普段通りじゃない。
町民の皆さんは厳しい場面を迎えていらっしゃいます。
「隣の人が水を持ってきてくれる」「地域で声を掛けあって島外の風呂に入りにいく」
寄り添って、懸命にこのピンチを乗り切ろうと踏ん張る姿を初日から見てきました。
なかなかすぐに、当たり前に出来ることではないと思います。
蛇口を捻れば水が出る状態に戻るまで、
大きなトラックが時間関係なく橋を行き来できるようになるまで、
元通りになるまでどれくらいの時間が掛かるか、目処は立っていません。
町民の皆さんは、何が大変で何に困っていて何を求めていらっしゃるのか。
声に耳を傾けながら、「元通り」への兆しを拾い集めながら、取材を続けます。