沖田 総平の日記
ついに2倍に!
みなさんは“年齢算”というものをご存知でしょうか?
例題を挙げると「父の年齢は32歳、子の年齢は8歳です。父の年齢が子の年齢の2倍になるのは何年後ですか?」というのような中学校入試によく出てくるもので、ほかにも“つるかめ算”や“植木算”などと呼ばれるものが有名です。
さて、恥ずかしながら先日また1つ歳を取り、44歳になりました。自分が10代や20代の頃に思い描いていた40代半ばの印象は、もっと威厳があってしっかりした大人だったのですが、いざ自分がその年齢になると「そうでもないな」と感じます(笑)
年齢を重ねていくと、同じように増えていくのがアナウンサーとしてのキャリアです。いつまでたっても自分の理想のアナウンサー像に近づかないのですが、そうこうしている間に今年3月でなんと満22年…そう、ついに「人生の半分がアナウンサー」という状況になったのです。この事実には自分が一番驚いています。
「沖田さんは23歳です。沖田アナウンサーは1年目です。年齢がキャリアの2倍になるのは何年後ですか?」
こんな問題をアナウンサー1年目に考えたことはありませんでしたが、どうやら自分の経験から言うと、答えは「21年後」だったようです。