楢﨑 瑞の日記
打ち上げ花火は横から見る
お盆にお休みをいただいて、広島に帰省しました。
ここ何年かはタイミングが合わず、
墓参りや親戚の集まりといった「お盆らしい」行事を欠席し続けていたので、
久々の「お盆」に少しウキウキしながらの帰省でした。
仏壇やお墓に手を合わせ、久々に会う親戚とゆっくり近況報告や思い出話に花を咲かせる…
こうやって、季節や時間の流れを感じられるのは良いなあ…と感じました。
そしてもうひとつ。
私が卒業した小学校で毎年行われている夏祭りにも10年ぶりに行ってきました。
毎年お盆に「20歳になった卒業生」が運営して開催されるお祭りなのですが、
ことしは台風の影響で延期・縮小しての開催でした。
私が運営に携わったのは…たしか12年前…
ということは、今年の運営の皆さんはひと回りも年下…いや考えるのはよそう…
さすがに卒業から20年以上も経つと、小学校も大きく変わっていて…
校舎が増築されていたり、校庭だった場所がアスファルトの駐車場になっていたり…
なにより、校庭も校舎も小さくなったように感じたのは、私が大人になったからでしょうか。
お祭りの雰囲気を楽しみつつ、
大きく変わった小学校の様子に、どこか落ち着かない気持ちになりつつ…
それでも、こうやって毎年卒業生が運営するお祭りは残っていて、
「母校」という場所に帰ってくることができる。
「母校」という変わらない存在がある中で、
変わった部分を比べながら、年々増えていく思い出を振り返る。
年に一度は、こういう時間を持たなきゃいけないな、と、
祭りのラストを飾る花火が、国旗掲揚台の上できれいに開くのを見ながら思いました。
今度帰省した時は、卒業アルバムでも開いてみようかな。