沖田 総平の日記

貴重な経験

アナウンサーや記者の仕事をしていると、普段なかなか行くことができないような場所にお邪魔することがあります。

先日、酪農家の仕事や取り組みを取材するため、美祢市の土山牧場にお邪魔しました。

長くこの仕事をしていますが、酪農牧場をしっかり取材したのは初めての経験でした。

牧場の朝は早く、6時頃から搾乳が始まり、その後、掃除やエサやりと続き、一段落したのはお昼前。

また、搾乳は夕方にも行われるそうです。

もちろん、牛は生き物ですので、病気やケガをすることも。

私も毎日乳製品を食べていますが、それらが食卓に並ぶまでには酪農家の皆さんのさまざまな苦労があるんだと思うと、改めて頭の下がる思いでした。

 

ちなみに、酪農家の皆さんと話している中で、「時々、牛舎に赤ちゃんを連れてくる人がいる」という話を聞きました。

詳しく聞くと、海外の研究で、家畜のフンに含まれる「エンドトキシン」という物質に生後3カ月くらいまでの赤ちゃんがさらされることで、アレルギーに強い体質になるという話があるそうなのです。

現実には、酪農家の家族でアレルギー体質の方もいらっしゃるそうなので絶対とは言えないようですが、ちょっと興味深い話ではありますね。