田中 亨の日記
歓喜の瞬間
10月、東京に行ってきました。
東京オリンピック カヌースラロームの日本代表最終選考会の取材です。
最終選考会はオリンピック本番の会場で行われました。
自然の川ではなく、日本初の人工コースです。
カヌー競技が盛んなヨーロッパでは人工コースが主流だそうですが、
東京五輪を前に国内で初めての人工コースが出来上がりました。
最終選考の結果、萩市在住の足立和也選手が
男子カヤックシングルの代表に内定!
足立選手は山口県関連の選手として、東京オリンピック内定第一号です。
私が足立選手の取材を担当して2年あまり。
前回のリオ五輪への出場を逃した現実と向き合いながら、
東京五輪を目指し、すべてを懸けてカヌーに向き合う足立選手の姿を見てきました。
偶然、内定を知らせるアナウンスを足立選手と会場で一緒に聞きました。
どんよりとした曇り空が一気に晴天に変わったかのような足立選手の喜びの表情は忘れません。
これまで取材してきた“選手”が“オリンピック選手”になるんだと思うと、非常に感慨深いです。
東京オリンピックまで、あと8か月
足立和也選手からますます目が離せません!