楢﨑 瑞の日記
恒例の
今週は、あるイベントの準備に追われております…
12月といえば…はい、萩城下町マラソンです。
今年で20回目を迎える市民マラソン大会の模様を、yabでは特別番組で放送しております。
まさに、yab冬の風物詩といっても過言ではないこのマラソン大会。
私、楢崎はヘリからの実況を担当いたします。
今回で4回目となるヘリ実況ですが、毎年、大会直前まで資料作りに追われます。ええ、今年もです。
ハーフマラソンの部を上空から実況するわけですが、
そのコースがとても魅力的で…
「明治維新胎動の地」と言われる萩。
その城下町と、城下町を形成する三角州をなぞるのがコースの特徴なのです。
白壁の城下町には、歴史的な建造物はもちろん、その町名にも幕末の歴史が色濃く関係していて、
そのコースを走ることは、そのまま幕末の萩の歴史を学ぶことになるといっても過言ではありません。
そんなハーフマラソンの実況ですから、
やはり萩の城下町の様々な知識を頭に叩き込んでから、実況に臨まねばなりません。
その準備が、毎年時間がかかってしまいまして…
4回目ともなれば、ある程度知識は蓄えられているのですが、
やはりそこは毎年アップデートをしたいと、結局資料をゼロから作り直す…の繰り返しなのです。毎年。
去年作った資料を見ながら、「ああ、こんなこと喋ったなあ…」と思い出しつつ、
「ことしは新しくこんなことを知ったから、これをレース展開と絡められるかな…」と新しい要素を入れていく。
そうやって、2019年版の実況資料が出来上がるわけです。
とはいえ、基本的には目の前のことを伝えることが実況の役割ですので、
作った資料はほとんど「おまもり」と同じ。上空で目を落とすことはほぼありません。
あくまで「作る」ことによって「頭に叩き込む」までが大事。
ことしの「維新の里 萩城下町マラソン」は20回の記念大会。
目の前のレースや上空から見えるもの、感じたことをしっかりお伝えしつつ、
萩城下町の魅力をたくさん紹介できれば良いな…と思いながら、準備を続けます。
萩城下町マラソンは、
12月8日(日)に開催、
yabでの放送は12月21日(土) 12時30分からです!
おたのしみに!