浅野 航平の日記

周南日記【58】・冬の使者 到来!

文字にするなら「クルー!クルー!」

特徴的な鳴き声を聞いて空を見上げれば、ナベヅルの姿。

 

ここは周南市八代盆地。

例年より遅くはなりましたが、ナベヅルが越冬のため飛来。

今年もツル取材の季節がやってきました。

 

ツルの観察は「距離を十分にとって」がマナー。

警戒心の強い鳥なので近づくと、越冬をやめて飛び去ってしまうことも。

 

野鶴監視所に備え付けの双眼鏡にスマホのレンズを合わせれば

ナベヅルの写真、上のようにばっちり撮ることが出来ます!

 

今年は6年ぶりに、保護ツルが放たれました!

 

鹿児島県でけがをしたツルを保護して、

八代で飼育した後、自然にかえす取り組みです。

 

当日は八代に多くの報道陣、アマチュアカメラマンの方が集結。

私も放鳥の様子を見守りましたが、

保護センターのケージから一歩一歩確かめるように、

歩いて田んぼへ向かって、エサをついばむ様子が見られました。

一安心です。

 

八代の自然に慣れてもらって、

来年春には海を渡って無事にシベリア方面へ帰ってくれることを祈ります!