沖田 総平の日記

人生初〇〇!

この年齢になると「生まれて初めて〇〇した」ということもめっきり少なくなるのですが、先日、久しぶりにその機会に恵まれました。

それは「人生初の社員旅行」です。

yabでは3年に一度くらいのペースで社員旅行があるのですが、3年前は仕事の関係で無念の辞退。以前に在籍した会社でもそんな行事は無かったので、今回が初めての社員旅行となりました。

行き先は長崎。お天気が心配されたのですが、“長崎はちょっと雨だった”程度で観光を楽しむことができました。

今回の旅で最も楽しみにしていたのが、世界遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」の一つ、端島、通称・軍艦島を見ることでした。

私が内田康夫さんの浅見光彦シリーズを愛読してきたことはプロフィールにも書いていますが、2006年に出版された『棄霊島』という作品の舞台がその軍艦島でした。当時はもちろん世界遺産に登録される前で、全国的にもその存在はあまり知られておらず、観光クルーズ船なども運航されていない時代。『棄霊島』を読んだ私は十数年間ずっと「この目でその姿を見てみたい」と思い続け、今回やっとその念願をかなえることができました。

去年の台風で桟橋が壊れてしまったそうで、残念ながら上陸することはできませんでしたが、船の上からしっかりその姿をまぶたに焼き付けてきました。

ただ…軍艦島があるのは長崎湾を出た東シナ海!

冬の外洋の波で、船がテーマパークのちょっとしたアトラクション並みに揺れたことだけは書き添えておきます(笑)