楢﨑 瑞の日記

感受性の可能性

外出自粛。

新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、できることの一つですね。

 

人との接触機会を削りに削り、おそらく多くの方々がそうだと思いますが、

外出は買い出しと出勤…という状況が続いています。

 

外に出られる機会が激減したからこそなのですが、

これまであまり意識していなかった「通勤時間」がとても尊いものになっています。

 

もともと歩くのが好きで、通勤もほぼ徒歩なのですが、

外出を自粛するようになってからは、この通勤時間が「外の空気を感じられる」貴重な機会なのです。

 

3月の中旬に桜のつぼみが大きくなったことに気づき、

4月に入ると満開の桜で春を感じる。

徐々に葉桜になっていく桜を少し寂しく思いながら、

青々とした新緑から、初夏のさわやかな空気と、次の季節への期待を抱く。

これが新緑のかおり…なのかはわかりませんが、さわやかな空気をこんなに強く感じたのは初めてです。

 

いつも何気なく歩いて通勤していましたが、

外に出る機会が減ったからこそ、その尊さや、ちょっとした変化に気づくようになったのかもしれません。

まだまだ厳しい戦いは続きますが、

いまだからこそ感じられることを大切にしながら、

この日々を乗り切っていきたいと改めて感じました。

もちろん、通勤時もマスクをつける事と「3密」をしっかり意識しながら。