浅野 航平の日記

周南日記【終】・3年半お世話になりました

大変に突然ではありますが…

 

このコラムを書いている9月25日(金)をもちまして
周南支社を離れ、本社に異動することになりました。

入社3年目の終わり、2017年の春から
周南スタジオを担当するようになり、気が付けば3年半が経っていました。
ありきたりな言葉で恐縮ですが、あっという間の3年半でした。

 


「ヤマアラシの赤ちゃんが生まれたよ!」と聞きつけ、徳山動物園に取材へ行って
「チキン南蛮の美味しいお店があるよ!」と聞きつけ、徳山駅近くの居酒屋を訪ね
「そろそろ八代からツルが飛び立つよ!」と聞きつけ、双眼鏡片手にツルを観察し

県東部ならではの取材を通して、貴重な経験をさせてもらった楽しい3年半でした。

 


一方で、事件事故の現場に向かうことも多かった3年半でした。

中でも印象に残っているのは、
おととし秋、大島大橋への貨物船衝突事故です。

橋の下を通る送水管が引きちぎられて、島内全域が1カ月以上の断水。
傷ついた橋は強風で度々通行止めになり、物流や観光に大きな影響が。

毎日、給水車へ水を汲みに行く島民の皆さん。
「橋がこんな状況では、お客さんが来ない」と悩む観光従事者の皆さん。
大変な思いをされている皆さんに、お話を伺う機会がたくさんありました。

現在も船会社からの賠償額が決まらない中、島の皆さんにとって
事故は「大変な出来事だった」ではなく、「今も大変な状況が続いている」と感じます。

 

 


様々な現場に出ることが多かった3年半でした。
10月からもJチャンやまぐちに関わることになります。
現場で経験したことを生かして、一つ一つのニュースと向き合いたいと思います。

県東部の皆さん、3年半お世話になりました!
そして引き続き、何卒宜しくお願い申し上げます!

 

ありがとうございました。

 

「yab周南支社メンバーの皆さんと」撮影:浅野