楢﨑 瑞の日記

秋の味覚のえとせとら。

10月ももうすぐ終わり。

ついこの間まで「暑い!」と言っていたのが、
朝晩、急激に気温が下がって…あれ、もしかして、冬、近くない?サムイヨ…

 

はて、過ごしやすい秋の気候はどこへ。


せめて食べ物くらいは秋っぽさを…ということで、

ひめりんごでリンゴ飴を作ってみました。

 

 

 

 


ええ、ええ。
みなさんの言いたいことは大体わかります。わかりますとも。


秋の味覚という前振りだと、
だいたいサンマや栗、松茸なんてものを想像しますよね。

 

私もそういうものをこのコラムにアップしたいなぁなんて常々思っているのですが(棒読み)

私個人の本質的にそういうものを前にすると写真なんぞ撮る前にとっとと食べてしまうので
「あ、写真撮ってアナウンサーコラムにアップしなくちゃ!」と気づいた時には
基本、いつも後のフェスティバル、もとい、後の祭りなのです。

 

あまり食卓に並ぶことはないかもしれませんが、
ちゃんと秋の食べ物なのですよ、ひめりんご。


花が咲くのは春ですが、小さなかわいい赤い実は秋につきます。

ただ、一般的なリンゴに比べてそれほど甘いわけではなく、
果実酒やジャムなどに加工されることが多いようです。
あとは、こんな風にリンゴ飴、とか。


子供のころ、近所の秋祭りに並ぶ屋台でよく見かけたリンゴ飴。

一般的なリンゴではなく、ひめりんごサイズのリンゴ飴が特に大好きだったんですよね。

母と手をつなぎながら、たくさんの屋台のそばを歩いて。

リンゴ飴をせがんでせがんで買ってもらって、口の周りをベトベトにしながら食べ歩く…

大人になった今思えば、あの頃思っていたほど屋台は多くなかった気もするし、

リンゴ飴の食べ方もずいぶん上手になりました。


それでもリンゴ飴を見ると、あの頃の秋祭りの思い出がよみがえります。

だから、私にとっての秋の味覚は、ひめりんごであり、リンゴ飴なんですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


と、なんとなくイイ話っぽい流れで秋の味覚=リンゴ飴と理由をつけましたが、
たぶん松茸を食べれば「秋だね~」というし、サンマを食べれば「これ食べないと秋が始まらねえ!」とか調子のいいことを言います。
何なら栗も大好きなので年から年中(剥いた状態で売っているやつを)食べています。


そんなわけで、秋ですね。