浅野 航平の日記

おとぎ話の真実

バスケットボールチーム「山口ペイトリオッツ」の取材で、先日岡山へ行ってきました。

 

 

 

岡山は桃太郎ゆかりの地。
お土産にときびだんごを買って帰りました。
添えられていたのが、桃太郎のあらすじが書かれた冊子です。

 

 

むかしむかし あるところに おじいさんとおばあさんが住んでいました。
おじいさんは山へ柴刈りに…

 

 

 

「ん?」と私は思いました。

「柴刈りではなく、芝刈りでは?」と。
ただ、多くの資料で刈りという表記が見られます。

 

 

 

国語辞典で調べました。

 

芝 野原に自生する、イネ科の多年生植物。
柴 山野に生えている小さい雑木。

 


つまり…

私は子供の頃からずっと、
「おじいさんは背の低い草を刈りに山へ向かった」と思っていましたが
「おじいさんは小さい木を切りに山へ向かった」が真実だった、というわけです。

 

電子書籍で桃太郎の絵本を購入し、挿絵を確かめたところ
おじいさんの手には、背中には背負子(しょいこ)。

これはやはりどう考えても
草刈りに行ったというより、木を切りに行ったと考えるのが自然です。

 

大人になって気づいた、おとぎ話の真実。
え?「そんなこと知っていたよ」って?

不勉強を反省、お恥ずかしいはなしばかりで失礼致しました(^^;