清水 春名の日記

3.11を忘れない

先日、会社の近くの早咲きのサクラが見ごろを迎えていました。

春ですね。

でもこの時期になると
私たちには忘れてはいけない出来事があります。

3.11 東日本大震災です。

ことしは10年という節目の年を迎えます。

2月下旬
私は被災地 宮城県気仙沼市を訪れました。

なぜ気仙沼かというと
10年前、地震から10日後にyabのカメラが
取材に入っていたためです。

10年間でまちは?営みは?
どのように変化したのか現地に行って取材してきました。


当時、yabのインタビューに応じてくださった
古谷館(こやたて)八幡神社の宮司の熊谷正之さん、そして妻のりえ子さん。


古谷館地区の自治会長だった 佐藤英一さん、妻の敏子さん。

みなさん、包み隠すことなく「あの日」の話をしてくださいました。
そして、温かく迎え入れてくださいました。
貴重なお話を本当にありがとうございました。


また取材では、10年前からそのままの姿でたたずむ
気仙沼市の震災遺構・伝承館も訪れました。

ここは、もともと高校の校舎だった場所で
震災の記憶と教訓を伝えようとそのままの形で残されています。

 

4階部分にある 津波で流されてきた工場がぶつかったとされる跡や

3階まで津波で流されてきたという車は


無残な姿のままに私たちにメッセージを送り続けていました。



もし いま地震が起きたら…津波がきたら…
どこに逃げますか?
誰と助け合いますか?
今一度考えるきっかけになればと思います。

取材の様子は
3月10日(水)11(木)のJチャンやまぐち内で放送します。
ぜひご覧ください。