八谷 英樹の日記
大学受験に「失敗」した人へ
桜の季節ですね。
私は、毎年この時期になると
新年度への ワクワク感 と同時に 苦い記憶 がよみがえります。
今年も「サクラサク」を勝ち取った人と
願いが叶わなかった人がいらっしゃるかと思います。
喜びと悲しみが入り混じる春。
大学受験のお話です♪
僕も20年ほど前(!)に「失敗」を経験しました。
しかも、2回も・・・(^^ゞ。
僕の経験から
受験に「失敗」した人に 何か伝えられることはないだろうか。
そんなことを考えた春爛漫の昼下がりです(←今ここ)。
「1年浪人してでも どうしても行きたい大学があります!」
高校3年生のとき、担任の先生に伝えました。
本当に浪人するとは思っていなかったけど(笑)。
18歳の私は、分不相応な受験をしました。
結果は不合格。人生で初めての挫折でした。
そこから予備校に通った1年間は、毎日勉強漬けでした。
友達も作らずに、ただひたすら机に向き合いました。
僕にとっては、つらく苦しい時間でした(>_<)。
その甲斐あって、ある程度 実力はついた(ハズな)のですが、
受験本番で「勝負弱さ」を発揮してしまいました(;゚Д゚)。
「本番」に弱いのは今と変わらず・・・ってところでしょうか (>_<) 笑。
1年浪人しても不合格。正直、心が折れました。
勉強することに嫌気がさし、1度は大学進学を諦めました。
虚無感に満ちた桜の季節 だったことを鮮明に覚えています。
「落ちこぼれた」「人生終わった」「死にたい」。
当時は、ネガティブな感情のオンパレードでした。
現実から逃げたかった僕は、
19歳のこの時期(春)からアルバイト生活を始めました。
いわゆるフリーターを経験しました。
その1年間が、僕にとっては とても大きな経験 でした。
初めて社会に出て、いろんな立場の人に出会い、あらゆる価値観に触れて、
必要のない「こだわり」やプライドを捨てることができた気がします。
その後、周囲より2年遅れで なんとか 地元の大学に入学しました。
時が経って、気づいたこと があるんです。
それは「失敗」から得られた経験、
そこから過ごした時間は、本当に得難いものだったということ。
負け惜しみに聞こえるかもしれないけど、
「失敗」のおかげで「人生の経験値」を積むことができました♪
フリーターを経験したアナウンサーってあまりいませんしね。
本当に貴重な時間でした(*^-^*)。
当時は「受験の失敗」=「人生の失敗」だと感じていたけど、
そんなことはありません。
少なくとも、今の僕は「失敗」して良かったなと思っています(^-^)。
今年、受験に「失敗」した皆さん、
今はつらく苦しい時間かもしれません。
咲き誇る桜 を見ても、素直に喜べないかもしれません。
でも、その時間と経験は、
いつか必ずアナタの血となり肉となります。
人生に無駄な時間なんてないのです。
立ち止まることなく、今を必死に生きてください!
これからのみなさんの人生、
「サクラサク」ことを心より願っています(*^-^*)
ひらひらと舞い散る桜を見ながら、そんなことを考えました。
特にオチもなく だらだらと文章を書いてしまいました。
大学に「落ち」た話だけど「オチ」がない (^^ゞ。