楢﨑 瑞の日記
そうやって繋がっていくものもある。
出会いと別れの季節ですね。
私が yab に入社して7年半。
仕事をしていれば、グループが変わる、人事異動があるというのは仕方ないことなのですが、
やはり何度経験しても、なかなか慣れることができないものです。
私がアナウンサーになった7年半前から、
ずっと番組制作の現場にいらっしゃったFディレクターが、この春から新たな環境に異動することになり…
24日の「どき生らいぶ」が最後の出勤日でした。
最後の最後まで、
いつもと変わらず、安定した仕事運びで、それでいて周りに最大限 気を遣い、そしてそれを悟らせない。
かっこいい大人であり、プロフェッショナルというのは、こういう人のことを言うのだろうな、と思います。
私がアナウンサーとして初めて出演した「どきどきマルシェ」、
初めてコーナーを持った「どき生てれび」、
メインMCの大役を任せて頂いた「どき生らいぶ」、
そのすべての番組に ディレクターとして携わり、番組を支えてくださったFディレクター。
上記三つの番組全てに関わってきたメンバーは、これで私だけになりました。
なんとも言えない寂しさを感じつつ、Fディレクターに挨拶に行くと…
「寂しくなるかもしれないけど、僕も含めて、いろんな人の努力が形になったのが番組で、
それを見てくださる方に楽しんでもらうまでが仕事だからね。番組の形が変わったとしても、人が変わったとしても、
そういう思いは、ちゃんとこれからの人にも伝えていってね」
最後まで、本当にプロフェッショナルです。
寂しいなんて言っていられません。
今 目の前にある、いろんな人の思いがつながって できた番組と、
それを見てくださる方のために、努力を続けなければ。