沖田 総平の日記

ツルよ来~い!

周南市八代といえば、本州で唯一のナベヅルの越冬地です。

今年も飛来の時期を前に地元の小学生による「つるよ来い来い集会」があると聞き、取材に向かいました。

昨シーズンは14羽、その前のシーズンは13羽、さらにその前は9羽と、ここ数年は少しずつではありますが飛来数が増えています。

さらなる飛来の増加のために欠かせないのが、ナベヅルを誘引するリアルな模型・デコイです。

次の写真がそのデコイですが、実物大でかなりリアルです。

この日は、時折弱い雨が降る天気ではありましたが、長靴姿の子どもたちは元気いっぱい。

今年も前年以上の飛来を願って、金づちを手に杭を打ち、しっかりデコイを固定していました。

ナベヅルが飛来するのは早い年だと10月下旬。もう間もなくです。

たくさん飛来することを願いながら、私たちもいつでも取材に行けるよう、準備しておきたいと思います。