浅野 航平の日記
ペイトリオッツ プロ1年目
最終戦は実況席から。
中継をご覧いただいた方、ありがとうございました!!
さいたまブロンコスを相手に、勝利することは叶いませんでしたが
苦しい状況の中で、選手たちの諦めない気持ちが伝わってくる試合でした。
今季最多の入場者数、2431人
B1のチームと比べても、決して見劣りしない数字。
手拍子、思わず漏れる声。
観客の存在が、俵田翁記念体育館を特別な空間へと変えました。
「最後まで戦えたのは、ファンの皆さんのおかげ」
試合後の会見、選手達はそれぞれに
どこか誇らしげな表情で、感謝の言葉を口にしていました。
その会見を締めくくったのが、松尾選手
こんな言葉を残してくれました。
「本当に上を目指すとなったら
バスケット以外のところが大事だなと毎年思う
主張と尊重、1人で攻めようとする味方が主張する
そこにディフェンスが来るから、他の誰かが助けに行く
主張する人に対して、尊重する人が居ないといけない
バスケだけに関わらず、会社勤めの方もそうだと思う
そこが今年はすごく足りなかったかなと、特に後半戦
バスケットって、5人でするスポーツだなと改めて思った
バスケットの技術を上げることも大事だけど
プレー以外のところを見つめ直すことも大切」
「次のシーズン、みんなどうなるか分からないけど
ファンも僕らも、良い意味で〝覚悟を持って臨むシーズン〟にしたい」
プロ1年目にして、苦しみながらも12個の勝利を積み上げたこと。
2400人を超えるファンが詰めかけるホームアリーナがあること。
今シーズンの軌跡を、来シーズンへ繋げるために
松尾選手の言葉が、すごく大切に思えます。
山口の人が想いを寄せて、喜んだり、悔しがったり、
毎週一喜一憂できる、プロバスケがある新しい日常が生まれたことに感謝。
そして、大変なプロ1年目に山口を選び集った選手・スタッフの皆さんに感謝。
今シーズン、ペイトリオッツに関わった全ての方に、幸多からんことを祈ります。