浅野 航平の日記
ペイトリオッツ 来季へ
プロ1年目のシーズンを終えたペイトリオッツ。
来シーズンに向け、少しずつチームの陣容が決まりつつあります。
このコラムを書いている5月27日現在
監督にあたるヘッドコーチ(HC)、ジョン・サンテイトン HCは続投
山口力也選手、田中幸之介選手、土居光選手、延原慎選手、富田一成選手、山下颯選手の残留。
そして、最終戦で対戦したさいたまから吉川治耀選手の加入が決まっています。
一方で、チームを去る選手達も。
【門脇 駿太郎 選手】
会社員からプロ選手へ、今年がプロキャリア1年目でした。
シーズン序盤、なかなか出場機会に恵まれない日々が続く中でも
宇部市内の小学校でバスケット教室の先生役を務め、
バスケットの楽しさを子供達に全力で伝えていました。
4月のホーム・岡山戦、3Pで決めたプロ初得点。ファンの心に刻まれているはず。
【原田 剛成 選手】
ペイトリオッツに入る前も、佐賀、岩手などプロチームでプレー。
その前はクラブチームからトライアウトを経て、念願のプロの世界へ、という苦労人。
これは、ファンの方に聞いた話ですが
ハーフタイムに入る際、必ずベンチの椅子を整えてからロッカーへ下がる原田選手。
お話させてもらった際も、真面目で几帳面な方だと感じました。
【ニック・エヴァンス 選手】
今シーズンのペイトリオッツを支えた、まさに大黒柱。
シーズン途中に腰の怪我で戦列を離れた後も
ベンチで懸命に声を出す姿が印象的でした。
私の拙い英語の質問にも、快く答えてくれた〝nice guy〟
取材はもちろん他愛ない会話も、良い思い出になっています。
【松尾 啓輔 選手】
ニック・エヴァンス選手は何故か、松尾選手を「cheees cake!!」と呼びます。
「下の名前〝ケースケ〟と〝チーズケーキ〟音の響きが似ているからさ!」とのこと。
もちろんプレーに甘さは一切無く、ハードにプレー。
アウトサイドもインサイドも、両方の役割を担うタフなシーズンを戦い抜きました。
最終戦でバスケットカウントを決め、珍しく吠えた松尾選手。
前回のコラムでご紹介した、試合後の会見での言葉も含め、胸に残っています。
【山田 安斗夢 選手】
「僕がチームを勝たせます!!」
熱い言葉、熱いプレーでシーズン通してチームを支え続けた山田選手。
嬉しい時も、悔しい時も、感情を出してプレーする姿に
多くのファンが惹きつけられたことと思います。私もそうです。
最終戦後のセレモニーで語ったのは、
ファンとペイトリオッツの創設メンバーへの「ありがとう」の気持ち。
いつも周りへの感謝を忘れない、人柄が滲み出たスピーチでした。
山田選手は同じB3の静岡に移籍決定!対戦する時が楽しみです!
ペイトリオッツのオフシーズンは、まだ始まったばかり。
今後も、様々な動きがあるかと思います。
前回も書いたことですが、
ペイトリオッツのプロ1年目に関わった全ての方の未来が
明るいものであって欲しいと願っています!
くわえて、来季のペイトリオッツがどんなチームになるのかも楽しみです(^^)