浅野 航平の日記
〝29年ぶり〟〝強い選手に〟
yabの夏といえば高校野球。今年は準々決勝からの中継です。
ゲストの元下関工業監督 田村悟さんとともに、
下松工業と長門の準々決勝を担当しました。
それぞれ、実況に盛り込めなかったことも含め、こちらに…。
下松工業は18年ぶりのベスト8、
さらに準々決勝に勝利し、29年ぶりのベスト4進出!
チームを率いる原田監督は、下松市、そして下松高校のご出身。
下松工業は29年前、1993年は県大会準優勝。その時以来のベスト4ですが、
当時、原田さんは下松高校野球部の部員として日々練習に励んでいたそうで
「ついに下松勢から甲子園か…と思ってみていた」と振り返られていました。
下松勢の甲子園出場はその後、
2008年 春、2009年 夏、華陵高校によって成し遂げられます。
当時、華陵の監督を務めたのが、
yabの高校野球中継でお馴染みの、大浪定之さんです。
サウスポー・松永投手が今大会初の完投。
9回は一死満塁のピンチも二者連続三振で締め、接戦を制しました。
一方、長門は6年ぶりのベスト8でした。
6年前と変わったのが、ユニフォーム。
スクールカラーの緑を基調としたストライプ、選手からは「カッコ良いです!」と。
2年生・西山投手が初戦の2回戦、そして3回戦と完封。
粘り強い守りで、ロースコアのゲームを制し準々決勝へ勝ち上がりました。
就任1カ月の上杉監督、「俺がお前らについて行くから」と選手に話したそうで
1試合1試合、大会を通じて成長していく選手たちの姿に目を細めていました。
「うちに巧い選手はいらない、強い選手になって欲しい」
熱い気持ちが選手達に伝わり、9回の攻撃、粘りへとつながったはず。
新チームにも注目です!