浅野 航平の日記
ペイトリオッツに期待(値)
サムネイルが、よく分からないメモ書きで恐縮ですが…
バスケットボール・B3リーグを戦う、山口ペイトリオッツの話です。
ペイトリオッツの選手がシュートを放った瞬間…
私はいつも祈ります…
「頼む!入ってくれ!!」と。
この思い、今回は数学的見地から分析をしてみようと思います。
学校の授業で習ったことがあるはず、〝期待値〟を使います。
例えば、サイコロ。
1から6までの目、それぞれが出る確率は1/6。
「サイコロを振った時に、期待できる目の数の平均値」が期待値。
それぞれの目に1/6をかける計算、期待値は3.5です。
これをバスケットに応用!
B3リーグの公式HPから、ペイトリオッツの選手別シュート成功率を引用し
2 × 2Pシュートの成功率 = 2Pシュートの期待値
3 × 3Pシュートの成功率 = 3Pシュートの期待値
以上の式で数値を算出。以下がその一覧です。
2Pの期待値 3Pの期待値
1 山下 颯 0 0
3 ジェフ・コビー 0.99 0.6
7 マイケル・フィリップス 1.26 0.6
8 土居 光 0.78 0.93
9 重冨 友希 0.82 0.75
11 山口 力也 1.03 1.33
25 田中 幸之介 0.84 0.5
31 富田 一成 0.25 1.04
32 吉川 治耀 0.85 0.92
41 鮫島 和人 1.2 0
77 川上 貴一 0.69 1.22
94 延原 慎 1.13 0.33
99 ライアン・リチャーズ 0.89 0.52
山下選手の2P・3P、鮫島選手の3Pが〝0〟となっていますが
これは、そもそも打った数が極端に少ないから。
まだまだシーズンは序盤から中盤、今後の活躍に期待です!
まず2Pでは、マイケル・フィリップス選手や延原選手が高い数値。
さすが、インサイドを主戦場とする2人ですね。
マイケル・フィリップス選手は、チーム2位のオフェンスリバウンド42個。
味方のシュートが外れても、リバウンドを捕って押し込むというシーンも多い気がします。
そして3P、山口力也選手の1.33は驚異的!今季も頼れる得点源です。
新加入・川上貴一選手が1.22、大卒2年目の富田一成選手も1.04。
富田選手は特にコートの隅、コーナーからの3Pを良く決めている印象があります。
あくまで数値ではありますが、それぞれの選手について
〝2Pと3P、どちらが効率の良い攻撃と言えるか〟という指標とも言えます。
この数値を見ながら、選手たちの動きを観察するのも面白いかもしれません。
今回は得点に特化して、数字を見ていきました。
ただ!シュートだけがバスケットの見所ではありません。
パス、リバウンド、ディフェンス…ほかにも様々なデータの見方があると思うので
また折を見て、ご紹介できればと思います。
今週末は今季初開催!防府でホームゲーム!
相手は3位・静岡、皆さんご存知〝燃える鉄腕〟擁する強敵ですが…