宇都宮 康汰の日記
部活動の集大成を…「私たちの春フェス」
3月14日 スターピアくだまつで行われた「私たちの春フェス」
光高校演劇部が毎年行っている、部活動の集大成を発表する場を取材してきました。
最初に公演したのは
太宰治の短編小説をもとに とある演劇部員の葛藤を描いた「駈込み訴え」
元の小説では、聖書の物語の中でイエスを裏切ったイスカリオテの「ユダ」を主人公に
裏切りに至るまでのユダの心情などが聖書に語られるより人間らしく描かれています。
その人間関係をとある演劇部に落とし込んだ作品で、特にユダの憎悪の表現は迫力がありました!

この春 卒業する2人が演じる「あおにとける」は
高校の屋上でずっと絵を描いている謎の少女”風花”と
クラスで一人ぼっちになってしまった少女”葵”の2人の奇跡的な出会いの物語でした。

2人とも長らく演劇と向き合ってきただけあってとてつもない完成度でした。
風花役の河野さん、葵役の田村さんによる
「本当に高校生か!?」と思ってしまう迫真の演技に、見終わった後の余韻でしばらく呆然…
特に、終盤 風花の過去が明かされるシーンでは2人の悲痛な叫びに心が キュッ となりました。
最後は、実話をもとに
一人の女性として新たな恋をする母親とその娘の心情を細かく描写する「MorW(もう)」
演劇の中国大会で推薦され、今年の夏に秋田県で行われる全国高校総合文化祭で公演予定の作品で
ミュージカルの要素が取り入れられていて、シュールな笑いや子供ならではの葛藤も描かれ
グッと心を掴まれる演劇でした…

顧問の先生たちを始め多くの人たちに支えられてきたという部員らの渾身の演技で
終えた時には、会場が万雷の拍手に包まれていて、私も気づいたら全力で拍手しておりました…

そんな光高校演劇部ですが、実は今ピンチを迎えています…!
全国高校総合文化祭で公演する「MorW」は
この春卒業する3年生が抜けると役者が足りなくなるそうなんです!!
ということで光高校演劇部は来年度 入学する新入部員を募集しています。
全国の舞台の前には7月11日,12日に光市民ホールで
新入部員を加えた新生演劇部で「全国大会出場記念公演」を開催予定とのことで
皆さんも、全国で活躍する生徒たちの舞台 見に行ってみてはいかがですか?

