番組審議会とは
放送番組審議会は、放送のもつ公共的使命、放送番組の適正を審査し、番組向上を図ろうという機関です。
yabの放送番組審議会は、県内在住の7名の皆さんで構成され8月と12月をのぞき、毎月1回の定例会として行われています。
委員長
吉本秀子(山口県立大学国際文化学部 教授)
副委員長
矢野道代(矢野健康体操研究会会長)
委員
藤田敏彦(富士商株式会社 会長兼社長)酒田義矢(ユーピーアール株式会社 社長)
後田竜衛(朝日新聞山口総局長)
石田晋作(山口新聞山口支社 支社長)
池田博之(山口県総合企画部次長)
第279回 放送番組審議会
概要
開催年月日 | 2021年6月29日(火) |
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開催場所 | 山口朝日放送本社 3階 役員会議室 |
出席委員名 | 吉本秀子委員長 矢野道代副委員長 藤田敏彦委員 後田竜衛委員 石田晋作委員 |
会社側出席者 | 代表取締役社長 天野尚彦 取締役編成業務戦略局担当・報道制作局担当補佐 編成業務戦略局長 番組審議会事務局長 関山吉宣 報道制作局長 数井英司 編成業務戦略局編成部長 渡辺正樹 編成業務戦略局業務部主任 坂倉隆太郎 |
議事録
課題番組の「デルタの記憶 -基地の街のきみたちへ-」について意見交換が行われ、おおむね次のような意見が出された。
・本来解決しなければならない問題・懸案事項に対して、慣れや無感覚になっている。岩国基地の問題に限らず、もっと普遍的に、それが果たして我々に良いことなのかと問いかけられたという感じをうけた。
・ご高齢の方が多く、探して取材のアポ取りだったり、取材を受けてくれるかも分からない状況で、これだけの方を集められたのは凄いなと感じた。
・基地の問題をテーマにしているところも、実は教育のあり方について色んな問いかけをされている番組だと思った。
・「今君達はどう思いますか」で終わる。番組を見て、賛成・反対の感想はあるが、そういったものを通して、皆さんに考えて頂く番組で、視聴者を一つの意見に誘導するという番組ではないと思った。
・問題ですよねという構成ではなくて、ニュートラルに中立な感じで、様々な見方、考え方というのも提示していたという所も非常に良かったなと思う。
・伝聞ではなく、直接検証しようと思えば報道する側としてできる部分だとは思うので、そうしたアプローチの仕方も今後やっていただければ良いかなと思った。
・もう少しデルタの背景とか、どう我々が受け止めていいのかという所が見たかった。今の岩国の所は、もう少し短くても言いたい事は分かったんじゃないかと感じて、少し工夫の余地があると感じた。
という意見もあった。
次回開催日は、2021年7月27日です。