番組審議会とは
放送番組審議会は、放送のもつ公共的使命、放送番組の適正を審査し、番組向上を図ろうという機関です。
yabの放送番組審議会は、県内在住の7名の皆さんで構成され8月と12月をのぞき、毎月1回の定例会として行われています。
委員長
吉本秀子(山口県立大学国際文化学部 教授)
副委員長
矢野道代(矢野健康体操研究会会長)
委員
藤田敏彦(富士商株式会社 会長兼社長)酒田義矢(ユーピーアール株式会社 社長)
後田竜衛(朝日新聞山口総局長)
石田晋作(山口新聞山口支社 支社長)
池田博之(山口県総合企画部次長)
第284回 放送番組審議会
概要
開催年月日 | 2022年1月25日(火) |
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開催場所 | 山口朝日放送本社 3階 役員会議室 |
出席委員名 | 吉本秀子委員長 矢野道代副委員長 後田竜衛委員 石田晋作委員 池田博之委員 |
会社側出席者 | 代表取締役社長 天野尚彦 常務取締役編成業務戦略局担当・報道制作局担当 編成業務戦略局長 番組審議会事務局長 関山吉宣 報道制作局長 数井英司 編成業務戦略局編成部長 渡辺正樹 報道制作センター主任 田中 亨 |
議事録
課題番組の「佳純ちゃんようやったね!TOKYO2020感動をありがとうSP」について意見交換が行われ、おおむね次のような意見が出された。
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五輪が終わってからということを考えると、時が経ちすぎていると感じたが、1年を振り返ってみるという点からみればこのタイミングでも良かったのかなと思った。
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石川佳純さんとぺこぱは、日本全国で人気のある方々なので、非常に安心感があって番組を見ることができた。
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テンポも良くて流れもスムーズで、あっという間に1時間が過ぎた感じだった。
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右下に「NEXT●●」とテロップが上手く効果的に入れられていた。
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波田陽区さんと生産者の方々の掛け合いも非常に面白かった。
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何よりも石川佳純さんが番組にすごく楽しんで参加をしていたというのが非常に良かった。
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これまで歩んできた足跡と偉業を改めて紹介をし、子供の頃から成長を見守ってきた地元として、改めて努力を労って成果と喜びを分かち合うというのがよく伝わった。
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地元のテレビ局ならではの、今では撮りえない昔の石川選手とか歴代の映像ストックがあり、だからこそできた番組だなと思った。
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石川選手が、もっともリラックスをして、一番良い時に撮られたというタイミングが絶妙だったと思う。
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ぺこぱの二人の軽妙なやり取りに、佳純ちゃんが上手く入り込んで、三人のトークが質もとても良かった。
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卓球チームのリーダーであったという責任感とそして自分自身のプレッシャーを越えたなという表情が今回読み取れ、何も語らなくてもそういう所がよく映し出されていたと思う。
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スケジュール調整など、スタッフの方の苦労ぶりを反映して、その分良い作りで、大変楽しく見させてもらった。
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ずっと追いかけてきたテレビ局ならではの構成だなと感じた。
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佳純選手の姿を通して、視聴者の方が、自分たちも前向きに頑張っていかなくちゃいけないと感じられる、元気を伝えられる番組だったと感じた。
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放送する時間帯に相応しい気軽に見られる飽きの来ないような作りだったと感じた。
といった意見が出された。その一方で
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この番組に関しては許される範囲なのかと思ったが、一般的に女性を○○ちゃんというタイトルにすることは、気を付けた方がいいという感じがした。
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「ようやったね」みたいなインタビューを集めた、インタビューのみの構成もひょっとしたら可能だったのではないかと思った。
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ぺこぱと佳純さんのシーンは東京での収録だったため、地元ロケの波田陽区とのやりとりが、どうしても貼り付け感があった。
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違和感があったのは水谷選手の服装をした波田さんで、彼のいつもの着物姿和服姿で良かったのではないかと感じた。
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グルメが、和牛と岸根栗の二品だけという所がちょっと物足りないと感じた。何かもう一点でもあれば、グルメという目線で期待をしていた視聴者の方にも満足いただける内容だったのではないかと感じた。
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ニュースで使ったのと同じインタビュー等、支えてきた人達、恩師の方だとか、以前も見たことがある映像がちょっと多かったと思った。
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改めて番組に向けての感想を聞くことで、より皆さんが応援してくれたんだという実感ができるような番組になったのではないか。
という意見もあった。
次回開催日は、2022年2月22日(火)です。