番組審議会とは
放送番組審議会は、放送のもつ公共的使命、放送番組の適正を審査し、番組向上を図ろうという機関です。
yabの放送番組審議会は、県内在住の7名の皆さんで構成され8月と12月をのぞき、毎月1回の定例会として行われています。
委員長
吉本秀子(山口県立大学国際文化学部 教授)
副委員長
矢野道代(矢野健康体操研究会会長)
委員
藤田敏彦(富士商株式会社 会長兼社長)酒田義矢(ユーピーアール株式会社 社長)
後田竜衛(朝日新聞山口総局長)
石田晋作(山口新聞山口支社 支社長)
池田博之(山口県総合企画部次長)
第287回 放送番組審議会
概要
開催年月日 | 2022年4月26日(火) |
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開催場所 | 山口朝日放送本社 3階 役員会議室 |
出席委員名 | 吉本秀子委員長 矢野道代副委員長 藤田敏彦委員 後田竜衛委員 石田晋作委員 池田博之委員 |
会社側出席者 | 代表取締役社長 天野尚彦 常務取締役 編成業務局担当・報道制作局担当 編成業務局長 関山吉宣 報道制作局長 数井英司 編成業務局 編成部長 三谷弘幸 ビジネス戦略局 ビジネス戦略部長 山下浩司 番組審議会事務局長 藤本郷史 |
議事録
課題番組の「発見!トリクミさん」について意見交換が行われ、概ね次のような意見が出された。
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トリクミさんという親しみやすいイメージの言葉に置き換えて柔らかく表現されて視聴者の方も発見!トリクミさんとは何だと興味を持たれたのではないかと思う
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オール電化とかある意味快適なんだけどもある意味不自然な住環境の中で我々は暮らしているが、そんな暮らし方は本当にいいのかなと見つめなおす機会になったと思う
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パラシュート部隊の方も楽しんでそれぞれの場所を訪ねて人の所に入り込んでその生活を学ぶ姿というのは非常に好感を持てた
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パラシュート部隊が面白おかしく取り組んでいる人を紹介していて非常に見ていて楽しく良かった
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パラシュート部隊の二人は苦心しながら番組を繋げて盛り上げていた
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今の時代もう一度自分の生き方を問い直してみたらどうなのかなという深さは出ていたと思う
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普通の人は面白いなというのを思って楽しめた
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登場する方や番組スタッフを交えたやり取りの掛け合いが非常に面白いと思った
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共有したり共感したり助け合ったり分かち合ったりする社会とは大事なことだという雰囲気をかもしだすことに大変成功していた番組だった
といった意見が出された。その一方で
- フードバンク山口の方は直接出てこられなく電話で聞くという形式で個人的にはその場に居て直接話が聞けたら良かった
- 来やエコに繋げていくという学びがあるのかなと期待をしていたが、学ぶにはハードルが高いお二方だったのでそこがどうだったのか
- お二方は同じような感じのトリクミだったような気もする
- 人選でジャンルの違ったようなトリクミを紹介すれば番組に深みが出たのではないか
- 全体を通して言えばバラエティ番組と考えれば難しく考える必要もないが、教育的な要素もあるということで視聴者のターゲットはどういった層を置いているのか
- 教育的な要素を盛り込むのであれば何かテレビを見ている人が取り組めるような紹介とか啓発の意味も込めてそういうのもあれば良かった
- 初めてフードバンクポストというのを知りもう少し深く取材をしてほしいなという感想を抱いた
- ナレーションで個性的に味を出して違う視点を入れつつ突っ込んでもよかった
- 掘り下げる所と茶々を入れる所を整理されたら楽しかったといえる番組になるのではないか
- トリクミさんというのに違和感があり、前半は確かに取り組んでるなと感じたが後半は別に取り組んではおらず自然体で自然と共に生きようとかそんな生活だった
- こんな取り組みをしてますではなくて、こういう生き方をしていますの方が本物のSDGsかなという感じがして面白かったのかなと思った
- 水素カーもSDGsが目に見える形で登場する多くの方が興味を持つ所だと思うので、きちんと説明をする所があってよかった
という意見もあった。
次回開催日は、2022年5月31日(火)です。