番組審議会とは
放送番組審議会は、放送のもつ公共的使命、放送番組の適正を審査し、番組向上を図ろうという機関です。
yabの放送番組審議会は、県内在住の7名の皆さんで構成され8月と12月をのぞき、毎月1回の定例会として行われています。
委員長
吉本秀子(山口県立大学国際文化学部 教授)
副委員長
矢野道代(矢野健康体操研究会会長)
委員
藤田敏彦(富士商株式会社 会長兼社長)酒田義矢(ユーピーアール株式会社 社長)
池田博之(山口県総合企画部次長)
石田晋作(山口新聞山口支社 支社長)
松下秀雄(朝日新聞山口総局長)
第295回 放送番組審議会
概要
開催年月日 | 2023年2月28日(火) |
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開催場所 | 山口朝日放送本社 3階 役員会議室 |
出席委員名 | 吉本秀子委員長 矢野道代副委員長 藤田敏彦委員 酒田義矢委員 石田晋作委員 |
会社側出席者 | 常務取締役 総務局・プロジェクト推進室担当 諸岡亨 役員待遇報道制作局長 数井英司 編成業務局 編成部長 三谷弘幸 ビジネス戦略局 ビジネス戦略部長 山下浩司 番組審議会事務局長 藤本郷史 |
議事録
課題番組の「発見!トリクミさん その2」について意見交換が行われ、おおむね次のような意見が出された。
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つるの剛士さん自体が環境とか自然派の人なのでテーマには合っているという感じがした
- 地元の山口大学で研究をされているということについて、ビジネスチャンスもあるし、いい視点で取り上げられた
- 軸のある質感の高い番組にチャレンジをしているということを感じた
- 先生の説明が非常に分かりやすく、実験の所も面白い実験装置だった
- 見終わった後に心がほのぼのとして、何か残っていくような感じがした
- つるのさんのコメントはオーバーでもなく忖度し過ぎることなく、自然体でコメントの内容も非常に気が利いていた
- 学ぶという要素も取り込まれていて、教養番組という点でもよかった
- つるのさんが入ることでスペシャル感があって、プラス親しみが持てる好感の持てる番組だった
- 新聞だと説明をしても本当かなという所で終わるが、瞬間を見せるというのはテレビの強みだと感じた
- 4つのセレクションが今までのテレビのあるあるとは違った視点で選ばれている
- テーマであるSDGsでと叫んではいないけれども、どれも素晴らしい取り組みを紹介していた
といった意見が出された。その一方で
- せっかくの30周年記念番組なので局アナを使った方がという気はした
- 古民家の食材のその物が自分たちで作った物なのか、その辺がみそだったのか、もう少し触れられるとよかった
- 実用化レベルに持って行くよう真剣に研究をされていることに驚きを感じたが、その辺の話がもう少しあってもよかった
- 本当に実用化するかはコストの問題だと一言で言われていたけど、もっと知りたかった
- 図の書き方がわかりにくく、理解が難しかった
- 自給自足の楠町で知りたいのは、住んでらっしゃるこの人たちは元々いたのか、どこからか来たのかともっと詳しく知りたかった
- 具体的にこのトリクミがSDGsのゴールのどれに当てはまるのだろうというのが少し分かりにくかった
- 村と言うと集団で何かされている方が取り組み感も出るが、今回はそうではなく素敵な家族で終わってしまう所が少しもったいなかった
- 科学技術に関するところは勉強になったが、個人個人の取り組みで言うと少し迫力に欠けた
という意見もあった。
日本民間放送連盟の放送基準一部改正に伴い、山口朝日放送番組基準の変更について妥当であるとの答申があった。その後局側から1月分視聴者応答記録の報告があった。次回開催日は2023年3月28日(火)午前11時から「~福島×山口グルメプレゼンバラエティ~ゴクリめし」となった。
次回開催日は、2023年3月28日(火)です。