番組審議会とは
放送番組審議会は、放送のもつ公共的使命、放送番組の適正を審査し、番組向上を図ろうという機関です。
yabの放送番組審議会は、県内在住の7名の皆さんで構成され8月と12月をのぞき、毎月1回の定例会として行われています。
委員長
吉本秀子(山口県立大学国際文化学部 教授)
副委員長
矢野道代(矢野健康体操研究会会長)
委員
藤田敏彦(富士商株式会社 会長兼社長)酒田義矢(ユーピーアール株式会社 社長)
松下秀雄(朝日新聞山口総局長)
浅川正司(山口県総合企画部次長)
森脇直樹(山口新聞山口支社 支社長)
第299回 放送番組審議会
概要
開催年月日 | 2023年6月27日(火) |
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開催場所 | 山口朝日放送本社 3階 役員会議室 |
出席委員名 | 吉本秀子委員長 矢野道代副委員長 藤田敏彦委員 酒田義矢委員 松下秀雄委員 森脇直樹委員 |
会社側出席者 | 代表取締役社長 天野尚彦 常務取締役 編成業務局担当・報道制作局担当 関山吉宣 役員待遇報道制作局長 数井英司 編成業務局長兼業務部長 松山和浩 編成業務局 編成部長 三谷弘幸 報道制作局報道制作センター主任 田中亨 番組審議会事務局長 藤本郷史 |
議事録
課題番組の「ドキュメントy 74歳からの学び直し~山口自主夜間中学校の1年~」について意見交換が行われ、おおむね次のような意見が出された。
- 自主夜間中学校の存在をテレビで放映していただく意味は大きいと思った
- 自分たちで教えあえる、高めあえるというのが、人を成長させるやる気に させる秘訣の鍵なのかと思った
- いろいろと考えるきっかけとなる番組だった
- コメントが非常に素直で思いがそのまま出た言葉が繋がってきているので訴える力があったと感じた
- 勇気を与えてくれる番組だと思った
- 過去に取り上げたドキュメンタリーの中でもトップ3に入る番組だった
- 代表の池田先生は素晴らしい方だなと思った
- 自分は一人ではないんだと感じさせてくれる番組は非常に大事だなと思う
- 世代をこえて人間として関われる世代間の幅の広さも感じた
- ナレーションも抑えたトーンでとても良かった
- 余韻の残った深い番組となっていた
- 取材対象者の方にあししげく通っていて信頼関係が築けていたのではないか、信頼関係がないとなかなか難しいだろう
- 恥ずかしさとか年齢など気にせずに飛び込んで挑戦をする田中さんは凄いな と感動した
- JKという言葉の意味を知らなかったというところは少し笑ってしまうくらい面白かった
- 今後も追いかけてほしいと思った
- 表現もナレーションも抑えた感じで取材者と取材対象者との距離感が絶妙で いいあんばいだった
- 個人を描きながらも社会的なレベルまで見通すような構成になっていることがこの番組の優れたところ
といった意見が出された。その一方で
-
田中さんがこれまで生きてきた人生をもっと知りたかった
- 自主夜間中学校の方をメインにした方が見る人を引き付けられるのではない か
- 番組としては自主夜間中学校そのものか個人のどちらかを掘り下げた方がよかった
- 次回は夜間中学校の生い立ちとかを構成してくれると嬉しい
- 受験の会場にはカメラは入れないかもしれないが、受験の当日の様子などは興味があって見たいと思った
- 合格がわかった瞬間の本人の表情などを見られたらよかった