番組審議会とは
放送番組審議会は、放送のもつ公共的使命、放送番組の適正を審査し、番組向上を図ろうという機関です。
yabの放送番組審議会は、県内在住の7名の皆さんで構成され8月と12月をのぞき、毎月1回の定例会として行われています。
委員長
吉本秀子(山口県立大学国際文化学部 教授)
副委員長
矢野道代(矢野健康体操研究会会長)
委員
藤田敏彦(富士商株式会社 会長兼社長)酒田義矢(ユーピーアール株式会社 社長)
松下秀雄(朝日新聞山口総局長)
浅川正司(山口県総合企画部次長)
森脇直樹(山口新聞山口支社 支社長)
第300回 放送番組審議会
概要
開催年月日 | 2023年7月25日(火) |
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開催場所 | かめ福オンプレイス(山口市)2階 プリンスホール |
出席委員名 | 吉本秀子委員長 矢野道代副委員長 藤田敏彦委員 酒田義矢委員 松下秀雄委員 浅川正司委員 森脇直樹委員 |
会社側出席者 | 代表取締役社長 天野尚彦 常務取締役 編成業務局担当・報道制作局担当 関山吉宣 役員待遇報道制作局長 数井英司 編成業務局長兼業務部長 松山和浩 編成業務局 編成部長 三谷弘幸 番組審議会事務局長 藤本郷史 |
議事録
課題の「いま、テレビの役割を問う~地域に貢献するメディアであり続けるために~」について意見交換が行われ、おおむね次のような意見が出された。
- 若い人からするとテレビをあまり見ずにYouTubeやネットを中心としたものが情報源になっている
- 全国ニュースはBSでやって地上波はローカル情報に特化するというイメージでやった方が生き残れるのではないか
- ゴールデンタイムの良い時間に地域の情報番組をどんどん発信していくということが良いのではないか
- 地域密着しか生き残る道はないのではないか
- 地域の話題などはネットでは取れないので地方のテレビや地方紙で我々が提供していける意味があるのではないか
- 見たいものを見たい時に見たい場所でスマートフォン等を使って見られる時代になっている
- 限られた資源の中で質の高いコンテンツを作っていく必要がある
- 新聞やテレビは信頼性や情報の正確性が期待されているので、引き続き守っていかないといけない所だと思う
- 自然災害が多い国なのでそういった災害報道や速報といったものは重要になってくる
- ネットは危険だということは若い子達も知っていてフェイクが多いと騙されないようにしようという問題意識がある
- ネットには県境がないからこそ逆に地方局というのはローカル色を強く出すことが必要な活動なのではないか
- 山口のローカル局なので、アナウンサーは山口弁でいいのではないか
- チャンネルをあわせるとyabだとわかる、他のローカル局とはちょっと違うような局になってほしい
- 山口出身の人やスポーツのチームなどを応援するような姿勢を続けていただければいい
- テレビで皆が同じ時期に同じものを見るから共感できることがテレビの役割だと思うので大事にしてほしい
などの意見が出された。
続いて、局側より「番組基準」及び「放送番組の編集に関する基本計画」変更について説明と諮問が行われ、一部修正の上で妥当との答申がなされた。
次回開催日は、2023年9月26日(火)です。