番組審議会とは
放送番組審議会は、放送のもつ公共的使命、放送番組の適正を審査し、番組向上を図ろうという機関です。
yabの放送番組審議会は、県内在住の7名の皆さんで構成され8月と12月をのぞき、毎月1回の定例会として行われています。
委員長
吉本秀子(山口県立大学国際文化学部 教授)
副委員長
矢野道代(矢野健康体操研究会会長)
委員
藤田敏彦(富士商株式会社 会長兼社長)酒田義矢(ユーピーアール株式会社 社長)
松下秀雄(朝日新聞山口総局長)
浅川正司(山口県総合企画部次長)
森脇直樹(山口新聞山口支社 支社長)
第304回 放送番組審議会
概要
開催年月日 | 2024年1月30日(火) |
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開催場所 | 山口朝日放送本社 3階 役員会議室 |
出席委員名 | 吉本秀子委員長 矢野道代副委員長 藤田敏彦委員 松下秀雄委員 浅川正司委員 森脇直樹委員 |
会社側出席者 | 代表取締役社長 天野尚彦 常務取締役 編成業務局担当・報道制作局担当 関山吉宣 役員待遇報道制作局長 数井英司 編成業務局長兼業務部長 松山和浩 編成業務局 編成部長 三谷弘幸 報道制作局報道制作センター 藤本有佑子 番組審議会事務局長 藤本郷史 |
議事録
課題番組の2023 テレビ朝日系列中四国ブロック特別番組「いとうあさこ 岡山香川愛媛広島山口大好き!~あなたの街のアタリマエ検笑」について意見交換が行われ、おおむね次のような意見が出された。
- いとうあさこさんとナイツのおふたりは非常にコメント力があり、リアクションもよくて、3人が揃ってそれぞれ持ち味を出していた
- この番組そのものが温かさに溢れていて、最後に山口の餅まきが出てくるのも締めとしてよかった
- よくこれだけの取材をされたんだなということと、まとめていくことの大変さを感じながら時間を長く感じることなく拝見した
- 湯気の立つ温かいもの、いとうあさこさんとナイツのコメントも良かった
- 山口に限らず中四国他県にこういうものがあるよというのを知ることができたことはとてもよかった
- 番組の作り方もいとうあさこさんとナイツの2人と非常にテンポよく進めていたんじゃないかと思った
- グルメだけではなくて文化や風習なども紹介されていたので非常にバランスがとれていた
- 1本1本のネタが短くて、退屈しなくてたくさん見ることができてお得感があるという感じがした
- 中四国ブロックでの共同制作番組として、以前よりまとまりが出てきており違和感なく見られる作品だった
- 山口で見ると餅まきなどはいつも見ていて既視感があるが、他県の人が見てどのように思うのかと興味があり、聞いてみたいと思った
といった意見が出された。その一方で
- 「あたりまえ」というのが県民の常識であるみたいなものと、県内で有名であるというものが混在しているような気もした
- 中四国ブロック各局のアナウンサーが全く登場していないのは残念だった。VTR中にでも出てくればよかった
- 岡山のラーメン屋さんは何を言っているかわからなかったが、本当にそのように言っているのか確認のためVTRをもう一度みたかった
- コメントの中で店員さんも知っているのかなというコメントだったのでこれは検証してほしい
- だいたいうまいとか美味しいというコメントばかりで本当にそうなのか、ひと口食べてコメントが出てくるところもどうかと思った
- 食のネタが多く出てきて後半少しあきてしまった
- 各地の風習の中で、広島でお盆灯篭の由来は説明があってわかったが、愛媛の味付けが甘いということは、どうしてそうなのかよくわからなかった。うんちくが入ってくると、より面白くなったのではないか
- ゲストに見せてコメントをさせているというのはお手軽感があり、編集は大変だと思うが、費用はあまりかからなかったのではないか
- 構成としてプロローグがあって、CMにいってまた本編が繰り返される作りとなっていたが、CMは多くて長く感じた
- 視聴者にとっては岡山、香川、愛媛、広島、山口それぞれの県でなぜこれが選ばれたのかと思うのものがあるのではないか
という意見もあった。