番組審議会とは
放送番組審議会は、放送のもつ公共的使命、放送番組の適正を審査し、番組向上を図ろうという機関です。
yabの放送番組審議会は、県内在住の9名の皆さんで構成され8月と12月をのぞき、毎月1回の定例会として行われています。
委員長
吉本秀子(山口県立大学国際文化学部 元教授)
副委員長
矢野道代(矢野健康体操研究会 会長)
委員
藤田敏彦(富士商株式会社 会長 兼 社長)酒田義矢(ユーピーアール株式会社 社長)
松下秀雄(朝日新聞山口総局長)
森脇直樹(山口新聞山口支社 支社長)
上田真寿美(山口大学国際総合科学部 教授)
毛利美友紀(周南公立大学経営企画課)
渡壁敏(山口県総合企画部 次長)
第317回 放送番組審議会
概要
開催年月日 | 2025年4月22日(火) |
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開催場所 | 山口朝日放送本社 3階 役員会議室 |
出席委員名 | 吉本秀子 委員長 矢野道代 副委員長 藤田敏彦 委員 松下秀雄 委員 森脇直樹 委員 上田真寿美 委員 毛利美友紀 委員 |
会社側出席者 | 代表取締役社長 天野尚彦 常務取締役 編成業務局・報道制作局担当 関山吉宣 報道制作局長 末永弓子 編成業務局 編成部長 三谷弘幸 報道制作局報道制作センター エグゼクティブプロデューサー 高橋賢 番組審議会事務局長 松山和浩 |
議事録
課題番組ドキュメントy「ふるさとの歌 仙崎が生んだ作詞家・大津あきら」について意見交換が行われ、おおむね次のような意見が出された。
- 仙崎の人たちの心の豊かさ、温かさを感じる番組だった
- 山口県民だけでなく地元から東京に巣立っていった方にも見て頂きたい作品だなと感じた
- 音楽などの芸術は、紙面では伝えられないのでテレビの利点を大いにいかした番組だった
- 波の音と仙崎の海と大津さんとの3つが番組を叙情的なものにしているなと思った
- この番組もただの郷愁ではなく若い人が接して新鮮な感覚で語ってくれるところが一番良かった
- 大津あきらさんがいかに故郷を仲間を愛していたかという所がよく伝わってきたし、逆に仙崎の方も特に同級生を中心に大津あきらさんを非常に愛していたというのが伝わってきた
- 仙崎という街が海も朝日も夕日も見える街で詩人を輩出するような風土だとか人情がある街なのかなというふうに感じた
- 最後に引き上げ港のことが突然出てきて何のことかなと思って見ていたら、「心めぐり」という詩を書かれたということで、意外性があって非常に良かっ た
といった意見が出された。その一方で
- もう一回くらい続編みたいな、長門という街が詩人や芸術家を育んだ背景や歴史を分析して、識者に語らせても良いので、掘り下げたものを見てみたいなと思った
- 大津あきらさんの地元での評価というのも、もっと知りたいなというふうに思った
- 大津さんの内面をもっと深く知りたいと思った
- 東京の関係者の話があってもよかった
- 非常に良い子供たちの感想が聞けたので記念館も良いのだけれども、違うアプローチを通して素晴らしい音楽を子どもたちに伝えていけたらなと思った
- この記念館を作る活動をあきらめることにしたという感じで終わったのが作品はこれで良いとは思いますけれど、作品内容とは別に残念だなというのが あった
- もっと地方放送局の役割として市民活動と行政の結びつけるノリのような役割をしてほしいなと思った
- 今回の作品はこれで良いのかもしれないが、最後に可能性みたいなものを感じさせる部分があっても良いのかなとも思った
という意見もあった。
続いて、局側から番組種別の報告、3月分視聴者応答記録の報告があり、
次回開催日は2025年5月27日(火)午前11から、
「地元プレゼンコロッセオ 熊本×山口 県闘士」がテーマとなった。