番組審議会とは
放送番組審議会は、放送のもつ公共的使命、放送番組の適正を審査し、番組向上を図ろうという機関です。
yabの放送番組審議会は、県内在住の9名の皆さんで構成され8月と12月をのぞき、毎月1回の定例会として行われています。
委員長
吉本秀子(山口県立大学国際文化学部 名誉教授)
副委員長
矢野道代(矢野健康体操研究会 会長)
委員
藤田敏彦(富士商株式会社 会長 兼 社長)酒田義矢(ユーピーアール株式会社 社長)
松下秀雄(朝日新聞山口総局長)
森脇直樹(山口新聞山口支社 支社長)
上田真寿美(山口大学国際総合科学部長)
毛利美友紀(周南公立大学経営企画課)
渡壁敏(山口県総合企画部 次長)
第319回 放送番組審議会
概要
開催年月日 | 2025年6月24日(火) |
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開催場所 | 山口朝日放送 3F 役員会議室 |
出席委員名 | 吉本秀子 委員長 矢野道代 副委員長 松下秀雄 委員 森脇直樹 委員 上田真寿美 委員 毛利美友紀 委員 |
会社側出席者 | 代表取締役社長 天野尚彦 常務取締役 編成業務局・報道制作局担当 関山吉宣 報道制作局長 末永弓子 編成業務局 編成部長 三谷弘幸 報道制作局報道制作センター エグゼクティブプロデューサー 高橋賢 番組審議会事務局長 松山和浩 |
議事録
課題番組ドキュメントy「回天と100人の棺桶 戦後80年春」について意見交換が行われ、
おおむね次のような意見が出された。
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100人の棺桶というのは凄く心に刺さる言葉だなと思った
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報道の人間としては真実をちゃんと報じていなかった当時のマスコミへの批判のような受け止め方もでき、反省をさせられている感じがした
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こういった番組は報道し続けなければならないし、見てほしいし大事な部分ではないかと思う
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報道の使命感を改めて再確認させてくれた番組で、我々業界人にも意義深い番組だと思った
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戦後80年のタイミングでこの番組が放送されたというのは非常に良いことだと思うので、これからも追いかけていってほしい
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若い方々が死ぬことを誇りに思う、当たり前だと。死ななかったことを申し訳ないと思うというのは教育の影響が大きいのではないかということで、教育に関わるものとして震える思いがした
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清積さんが高齢になっても頑張って大津島に毎年来るという行動が、清積さんの答えなのかなと思いながら拝見した
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戦争というのは教育の現場にいたものとして、どうやって教育をしていくかというのが課題なのかなと思っている
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以前の番審で時系列をもっと整理した方がいいと言った気がするんですが、その辺が今回は整理ができていたと思うし、分かりやすくなっていたと思う
といった意見が出された。その一方で
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より多くの人がこういう番組は見るべきだし、見てほしいので放送時間や曜日はもう少しなんとかならないのかなと思った
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若い世代は、この女の子だけなのでもう少し登場してもよかったのかなと思った
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世代が高校生に受け継いだけれども、間の世代にもっとああいう活動をしてくれる人がいなかったのかと残念な気もした
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今の若い人たちにも見てもらいたいけれども、感受性の高い人がこの記録を見ることに耐えられるかとも思った
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1945年に何が起きたか知らない人もいるので、もっとマクロな視点で解説的な部分も必要なのかなと思った
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解説とか分析とか専門家も入れないと当事者だけでは語れない部分もあるのかなのかなと思いました。30分番組だったら視聴者として語りだけで納得できるかもしれないが45分を超えてくるとそういうのが欲しいと思った。
という意見もあった。
続いて、局側から5月分視聴者応答記録の報告があり、
次回開催日は2025年7月29日(火)午前11から、
「地上波テレビとコンプライアンス~テレビの信頼回復にむけて~」
第94回系列24社放送番組審議会 委員代表者会議
がテーマとなった。